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わが業界最大級の展示会「インターナショナル・ファッション・フェア(IFF)」が行われている隣、同じ東京ビッグサイトで、「ワイヤレス・ジャパン2006」という、ケータイ業界最大級の展示会が開かれている。 その展示会で、NTTドコモの夏野剛・執行役員 プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長が行った講演会の内容は、注目すべきものだったようだ。 詳しくは、ケータイWATCHの記事をご覧頂きたいが、iモードの公式サイトのコンテンツの売上高が2006年に入って頭打ち傾向にあること、ドコモさんの音楽サービスについては今後パソコンと同様のWMA方式を取り入れた機種を増やす方針であることと合わせて・・・。 今注目の、ケータイクレジット「iD」に関して、「既にデファクトスタンダードはiDで決まった」という”勝利宣言”とも取れる発言をされたようですね。 確かに、ライバルの「スマートプラス」さんや「QUICPay」さんの話を最近あまり目にしないのだが・・・。「DCMX」の入門編とも言える「DCMX mini」を用意したこと、決済端末を置いてくれる小売業者を増やすアクションに力を注いだことで、ユーザー数、端末数を一気に増やしつつあるようだ。前述のケータイWATCHの7月20日付けの記事には、「DCMX mini」の会員数が40万人以上、導入決定台数は約33万台、と書かれている。 少し前に、日経MJさんに、ドコモさんの流通業向けのセミナーの広告が掲載されていた。私はモバイル業界の専門家ではないが、リテイルサイドから同社の動きを眺めているだけでもこの間恐らく同社が最も力を入れておられた事業だったのではないかということは容易に推察できる。 前にも何度か書いたことがあるが、ケータイクレジットの普及は、リアルの店舗商売をやっている小売業にとっても、また、将来的にはケータイ通販をやっている企業にとっても、売り上げ増につながる事業である。だから、電子マネーの時以上に、皆が諸手を挙げて端末を置きたがる、というのはわかるのだが・・・。 消費者としての立場で見ると、便利になるという側面と、クレジットカードは借金である、という感覚が希薄になるという危険な側面の2面があるという気がしてならない。 企業が売り上げ、利益の拡大に走るのは当然だ。ドコモさんもそうだし、わが業界だって1円だって売り上げは多く上げたい。しかし、消費者、特に子供達への教育は、家庭や学校で今まで以上にしっかりと行う必要が出てきているのではないだろうか。 「DCMX mini」は親権者の同意があれば12歳以上から入会できる仕組みだが、私は今でも18歳もしくは20歳以上しか入れないルールにした方が良いのではないかと思っているのだ。利用限度額が1万円だからいいじゃない、という考え方もあるのかもしれないけれど、中高校生の時からバンバンクレジットを使う、というのには反対なんですよね。だって、多くの人はまだ働いていないんだから。 今は、何でもお手軽に買える時代、しかし、自分の収入には限りがあること、借金は返す必要があることを、ちゃんと知る必要は大きいと思います。 |




