« 2006年07月18日 | Main | 2006年07月25日 »
ワイヤレス・ジャパン2006でのNTTドコモ・夏野氏の講演
わが業界最大級の展示会「インターナショナル・ファッション・フェア(IFF)」が行われている隣、同じ東京ビッグサイトで、「ワイヤレス・ジャパン2006」という、ケータイ業界最大級の展示会が開かれている。



その展示会で、NTTドコモの夏野剛・執行役員 プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長が行った講演会の内容は、注目すべきものだったようだ。



詳しくは、ケータイWATCHの記事をご覧頂きたいが、iモードの公式サイトのコンテンツの売上高が2006年に入って頭打ち傾向にあること、ドコモさんの音楽サービスについては今後パソコンと同様のWMA方式を取り入れた機種を増やす方針であることと合わせて・・・。



今注目の、ケータイクレジット「iD」に関して、「既にデファクトスタンダードはiDで決まった」という”勝利宣言”とも取れる発言をされたようですね。



確かに、ライバルの「スマートプラス」さんや「QUICPay」さんの話を最近あまり目にしないのだが・・・。「DCMX」の入門編とも言える「DCMX mini」を用意したこと、決済端末を置いてくれる小売業者を増やすアクションに力を注いだことで、ユーザー数、端末数を一気に増やしつつあるようだ。前述のケータイWATCHの7月20日付けの記事には、「DCMX mini」の会員数が40万人以上、導入決定台数は約33万台、と書かれている。



少し前に、日経MJさんに、ドコモさんの流通業向けのセミナーの広告が掲載されていた。私はモバイル業界の専門家ではないが、リテイルサイドから同社の動きを眺めているだけでもこの間恐らく同社が最も力を入れておられた事業だったのではないかということは容易に推察できる。



前にも何度か書いたことがあるが、ケータイクレジットの普及は、リアルの店舗商売をやっている小売業にとっても、また、将来的にはケータイ通販をやっている企業にとっても、売り上げ増につながる事業である。だから、電子マネーの時以上に、皆が諸手を挙げて端末を置きたがる、というのはわかるのだが・・・。



消費者としての立場で見ると、便利になるという側面と、クレジットカードは借金である、という感覚が希薄になるという危険な側面の2面があるという気がしてならない。



企業が売り上げ、利益の拡大に走るのは当然だ。ドコモさんもそうだし、わが業界だって1円だって売り上げは多く上げたい。しかし、消費者、特に子供達への教育は、家庭や学校で今まで以上にしっかりと行う必要が出てきているのではないだろうか。



「DCMX mini」は親権者の同意があれば12歳以上から入会できる仕組みだが、私は今でも18歳もしくは20歳以上しか入れないルールにした方が良いのではないかと思っているのだ。利用限度額が1万円だからいいじゃない、という考え方もあるのかもしれないけれど、中高校生の時からバンバンクレジットを使う、というのには反対なんですよね。だって、多くの人はまだ働いていないんだから。



今は、何でもお手軽に買える時代、しかし、自分の収入には限りがあること、借金は返す必要があることを、ちゃんと知る必要は大きいと思います。
 2006/07/20 23:55  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

メーカー直販サイトが信頼されるには?
7月8日に書いたエントリ「セーレン『ビスコスクエア』のケータイサイトがiモード公式サイトに」に、「『iモード』溜池のためいき」というブログがトラックバックして下さっていた。



その内容、「メーカーの直販サイトは、ユーザーに押し付け的なイメージが強い」という一文を見て、大いに考えさせられました。



私は、ネットが発達するまでマスコミに取り上げられることが少なかった中小の製造メーカーや産地の農家などが、商品への思い、自らの会社、仕事についてテキストや画像でしっかりと表現してある場合、そのような情報は商品を購入する際に凄く参考になるし、好感が持てる、と思っていたからだ。



しかし、ご指摘の通り、企業規模の大小を問わず、自ら発信している情報にはどうしても自己宣伝の匂いがつきまとう。それを信用できない、と消費者が感じるのは無理からぬことなのである。



私は日頃、苦労なさっておられる中小企業や個人の起業家の方と接することが多い。どうしても彼ら・彼女らには甘い点をつけちゃうところがあるんですよね。普通の消費者はそうではないのだ。自分のものの見方にはかなりバイヤスがかかっているんだな、と反省させられました。



かといって、小さな製造メーカーや個人のデザイナーにとって、100%卸というのは、いつ取引を打ち切られるかわからず、リスクが高い。自分自身で自社のファンをしっかりと捕まえておくこと、お客様のニーズを肌で掴むことは非常に重要なことだ。ネットやケータイ通販のノウハウも自分でやることで初めて体得できるだろうし。また、ある程度の量以上になれば、利益率の点でも直販が有利である。



では、どうしたらメーカー直販サイトはお客様に信用してもらえるのか。



私は、正直、しかないと思います。



ファッション業界だから、商品やサイトをかっこよくお洒落に見せたい、というのは当然あるんだけれど、必要以上に欲を出したり、儲けのためにお客様を欺く、といったことがあれば、お客様はさあっと引いていってしまうんじゃないだろうか。




「正直」は、油にまみれて働いておられる機械金属の製造メーカーさんとか農家の方々だけでなく、見かけは華やかで夢を売る商売であるファッション業界においても絶対に忘れてはならない商売の基本だと私は思います。




 2006/07/20 00:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
2006年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
プロフィール

岡山大学法学部卒、(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールマスターコース中退。高級婦人服専門店の百貨店インショップの販売員、日本繊維新聞中国支局(岡山)記者を経て、現在は東京・両国にあるファッション関連企業の支援機関の職員として、地元を飛び回る日々を過ごしております。
趣味:読書、ネット&ケータイサーフィン、婦人服のショップを見て回ること、美術館巡り、ヨガetc.,

カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
uenana
旅×デジタル×ルイ・ヴィトン (2008年06月14日)
×無
ヤフージャパン様にお願いです (2008年06月13日)
最新トラックバック
dmファンクラブ (2008年03月31日)
ユニクロ情報館 (2008年02月28日)
企業 間 取引サイト (2008年02月25日)
ディズニーの... (2008年01月23日)

powered by Buzzurl

リンク集

http://apalog.com/sakura/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧