今日は、ネットやケータイではなく、みんなの大好きなTVのお話・・・
今日5月23日(火)付けの日本繊維新聞に、TVショッピング専門2社の2005年度決算についての記事が掲載されていた。
ネタ元が官報のようで、さすがだな、と思いましたが・・・。
ジュピターショップチャンネルさんが営業収益761億1,400万円(前年比51.1%増)、経常利益146億5,900万円(同139.3%増)、
QVCジャパンさんが営業収益582億1,100万円(同29.5%増)、経常利益119億9,800万円(同57.7%増)。
対営業収益経常利益率は、ジュピターさんが19.0%、QVCさんが20.6%と、いずれも小売業の店舗ビジネスに比べて極めて高い。数字的にも非常に良い勝負をなさっておられますね。
ではこの2社に死角はないのか。TV通販はスタジオやコールセンター、物流センターの完備など、参入に大きなコストがかかるため、おいそれと誰もが開業できるビジネスではない。近い将来、ケータイのワンセグ放送と通販の連動、といったビジネスモデルも出てくるだろうが、体制が整うまでには時間がかかるだろう。
最大の敵、それは、24時間をめいっぱい使ってしまっている今、視聴地域が増えない限り大きく新規顧客を増やすのは難しい、ということなのではないか。
まあ、もう1つ新たなチャンネルでも増やすことでもすれば、話は別なんだけどね。
今年はジュピターさんは1,000億円超えか、なんて威勢の良い声がどうも最近は聞こえなくなったように思うのは、リアルの小売店舗が容易に店舗面積を増やせるようには簡単には行かない問題だからだと私は思うのだ。
TV通販は、成長期から、徐々に安定期に向かいつつある、今年はその変わり目の年になるかも、という見方も成り立ちうるだろう。
2社さんとも重々ご理解なさっておられるように思うが、固定客へのサービス、コールセンターの人員の十二分な確保と教育、インターネットやモバイルからも注文しやすいサイト作りなど、既存のお客様の取りこぼしがないように努力していかれる必要性は益々強まっているように私は思いますね。