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7月8日に書いたエントリ「セーレン『ビスコスクエア』のケータイサイトがiモード公式サイトに」に、「『iモード』溜池のためいき」というブログがトラックバックして下さっていた。 その内容、「メーカーの直販サイトは、ユーザーに押し付け的なイメージが強い」という一文を見て、大いに考えさせられました。 私は、ネットが発達するまでマスコミに取り上げられることが少なかった中小の製造メーカーや産地の農家などが、商品への思い、自らの会社、仕事についてテキストや画像でしっかりと表現してある場合、そのような情報は商品を購入する際に凄く参考になるし、好感が持てる、と思っていたからだ。 しかし、ご指摘の通り、企業規模の大小を問わず、自ら発信している情報にはどうしても自己宣伝の匂いがつきまとう。それを信用できない、と消費者が感じるのは無理からぬことなのである。 私は日頃、苦労なさっておられる中小企業や個人の起業家の方と接することが多い。どうしても彼ら・彼女らには甘い点をつけちゃうところがあるんですよね。普通の消費者はそうではないのだ。自分のものの見方にはかなりバイヤスがかかっているんだな、と反省させられました。 かといって、小さな製造メーカーや個人のデザイナーにとって、100%卸というのは、いつ取引を打ち切られるかわからず、リスクが高い。自分自身で自社のファンをしっかりと捕まえておくこと、お客様のニーズを肌で掴むことは非常に重要なことだ。ネットやケータイ通販のノウハウも自分でやることで初めて体得できるだろうし。また、ある程度の量以上になれば、利益率の点でも直販が有利である。 では、どうしたらメーカー直販サイトはお客様に信用してもらえるのか。 私は、正直、しかないと思います。 ファッション業界だから、商品やサイトをかっこよくお洒落に見せたい、というのは当然あるんだけれど、必要以上に欲を出したり、儲けのためにお客様を欺く、といったことがあれば、お客様はさあっと引いていってしまうんじゃないだろうか。 「正直」は、油にまみれて働いておられる機械金属の製造メーカーさんとか農家の方々だけでなく、見かけは華やかで夢を売る商売であるファッション業界においても絶対に忘れてはならない商売の基本だと私は思います。 |




