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個人ブログ「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」にも書いたように、5月18日(金)に開かれたEC研究会に久々にお邪魔してきました。 途中からの参加になってしまったのですが、第1講演者の(株)リアルコミュニケーションズ・鈴木社長ともチラリとお話しすることが出来ました(^^) ブログはずっと読ませて頂いているんですが、リアルマーケットドロップシッピングも、着実に浸透していっているようで、これからが非常に楽しみなのです。鈴木社長も、相変わらず非常にお元気そうでした(^^) さて、さくらが大注目している、モバイル検索エンジンの主要プレイヤーの1社である(株)ウェブドゥジャパンさんのセミナーだが、予告されていた小渕宏二社長ではなく、取締役社長室長・櫻井英哉氏がスピーカーだった。 テーマは、「モバイルP4P広告市場と最新動向」ということで、検索エンジンそのものの話ではなく、最近急激に伸びてきているモバイルP4P広告についてのお話だった。(とはいえ、同社の前期決算を見ると、コンテンツ事業や人材紹介事業に比べまだパイは非常に小さいが)。P4Pというのは、ちなみに、「pay for performance」の略。PCインターネットの世界の、アドワーズ広告やアドセンス広告などと同じような広告が、モバイルでも展開されてきているのである。 ご承知の通り、同社は「CROOZ!」というモバイル専門の検索エンジンを開発・運営している。提携会社は、iモード、EZWeb、AskMobileと、わが業界の方で知らない方はいらっしゃらないであろうgirlswalker.com の4社だ。また、提携サイトは260サイトにも上る。聴衆からの質問に対し、櫻井取締役は「足で歩いて提携先を開拓してきたことが当社の強み」と話しておられたが、PCインターネットの世界と同じで、モバイルでも法人向けの事業は営業力というのが一つの鍵になっているように私も感じますね。 同社の広告表示の仕組みはローテーション方式で固定単価制を取っており、シンプルでわかりやすいシステムだという気がする。私はPCの検索連動型広告で問題になっていることを念頭に置いた上で、「買う気がない方にはクリックさせない工夫など考えておられるのか」という質問を投げかけてみたのだが、「今のところ、そういう人がクリックするのも仕方がないと考えている」という返答が返ってきた。 また、広告出稿の申込みも、現状ではほとんどが広告代理店経由となっているそうだ。この辺は、ケータイの世界の一つの問題点ではあるように思います。中小企業にとっては、かなり敷居が高い仕組みですので。 最近モバイルマーケティングの世界ではちょくちょく引き合いに出されているインプレスR&Dさんの調査結果で、10代の女性の間では非公式サイトを公式サイトよりよく利用する、という比率が60.8%なのに対し、公式サイトの方が多いという率18.4%である、という結果を引き合いに出しておられ、「モバイル検索の可能性は高い」とおっしゃっておられた。 その点に関しては、総論は全く賛成です。ネットリテラシーが向上するにつれ、ポータルサイトが提供する一般的な情報では満足しなくなる(第3講演でも日産自動車(株)の小泉講師が、2004年からカーナビに出していた旅行情報などに「物足りない」という意見が急増した、とおっしゃっておられました)、というのは世の常で、ケータイリテラシーが上がってきたから、皆が自分のお気に入りのサイトを自ら探しにいっている、という面はあると思うんですよね。ケータイの場合は特に、芸能人関係の情報(画像や動画)の検索、着うたを検索して買う、という行為は完全に定着しているという気がしますし。 それと合わせて、特に10代の子達は、その時々の流行りの勝手サイトに学校でクチコミされて夢中になる、ということがあると思うんですよね。これは必ずしも、「自ら探し出した」とは言えない面があると思うんですよ。 昔の「魔法のiらんど」さんとか「girlswalker.com」、ちょっと前の「モバゲータウン」や「CGIBOY」とか、最近の「顔ちぇき!」なんかにしても。マスコミの報道とか、あるいはモバイル企業さん側の積極的なマス広告の仕掛けが最近はそれに拍車をかけている部分もあるので、実際に頻繁に閲覧されているサイトが何なのか、というのは、質問項目を上位5サイトくらい書き出してもらうようにして、3か月に1回くらいの頻度で定期的に調べてみないと動向はつかみにくいような気がします。 話は戻るが、技術面での進化が激しい業界で、しかも主要3キャリアが何かとユーザーを「囲い込み」したがる戦略を取る業界のため、今後どういう方向に進むのかは予断を許さないように思う。 特にこの2,3年の時代に高校生だった子達が、卒業してライフスタイルが変化していく中で、PCへと完全に移行してしまうのか、ある部分のニーズは手馴れたケータイで済まし続けるのか・・・その人が一日のうち多くの時間をPCの前で過ごす環境下に置かれるか否か、という問題は決定的に大きい(自分の場合は、仕事柄移動が多く、必然的にモバイルに向かうようになった)ように私は思うんですが、この辺もしっかりと状況を把握しておく必要があるように思います。 「Crooz!」さんの場合は、現状ではPCサイトの検索には対応しておらず、当面その予定もない、ということだったが、フルブラウザの普及の度合いがどの程度になると見るのか、それにどこまで対応していくのか、ということが、今後のモバイル検索の世界の一つの焦点になってくるように私は思いますね。そして何より、今、自分でも様々な検索エンジンを交互に利用して常に試してみているんですが、検索結果の表示、広告表示の精度の良し悪しが、最終的にはユーザー数を左右してくるように思います。 蛇足ですが、(株)ウェブドゥジャパンさんがOKWaveさんとタイアップしてやっておられる「答えてCrooz!」、こちらも、さくらのようにPCに向かう時間的猶予があまりない人には便利ですよ。 最後に、第4講演は聴講する時間がなかったので、日産自動車(株)プログラム・ダイレクターオフィス主担(カーウイングス担当)・小泉雄一氏による第3講演についても少し。 日産さんと言えば、ティーダや最近のスカイラインのブログキャンペーンなどからも判るように、マーケティング分野におけるネットの活用に非常に熱心な企業さんですが、カーナビに関する今日のプレゼンテーションも素晴らしかったです! 最近車に乗っていないので、カーナビがあんなに進化しているというのは、大きな驚きでした。日産さんはカーナビ業界の主要4プレイヤーの中で唯一、インターネットを活用しておられる企業さんなんだそうですが、あくまでも安全性に強く配慮し、ボタン1つで簡単に操作でき、自分の知りたい情報を得ることが出来る、というのは、凄いことだと思います。 ちなみに、カーウイングスさんは携帯電話を利用した仕組みのようなんですが、「今後、モバイルWiMAXの精度が上がってくれば、当然利用も視野に入れて行きたい」(小泉氏)と話しておられました。 |




