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皆さーん、改めまして、明けましておめでとうございます。 本ブログでは、ネットとモバイルに関する話題を中心にご紹介しておりますが、早速今年2007年のファッション分野に関するネット通販、ケータイ(モバイル)通販の行方について予想してみたいと思います。 今日は、ネット編をお送りしますね。 1.今からの参入は相当な覚悟が必要 前にも書いたことがあるのだけれど、異業種に比べてネット通販への取り組みは比較的遅めだったわが業界でも、ここ3年くらいの間に独自ドメイン、ファッション系セレクト型通販サイト、楽天さんやYahoo!Shoppingさんなどのモール内店舗などが溢れ返り、競合は極めて厳しくなってきている。 売り上げはまだ伸びてはいるんですけどね。プレイヤーはほぼ出揃い、「成熟期」に入ったと見てもよいように思います。 この世界、「ドッグイヤー」と言われる通り、1年の遅れはリアルの商売の4年に匹敵する程技術の進化が速い。2003年がファッション系ネット通販の先駆者になれる最後のチャンスだったのではないかと私は思っているが、あれから3年、その頃始めた人とそうでない人との間には、既に12年くらいの差がついている、と思ったほうが良い。 実のところ、ここ2年くらいの間は、私の周囲では逆に「楽天さんに出店したけれど売れないので撤退する」という話もポツポツ聞かれるようになっている。 もちろん、本気を出せば可能性はあると思います。しかし、相当の覚悟と努力が必要な世界であることは間違いないでしょう。 モール出店者の場合、モール主催の勉強会に出るのは当然かと思いますが、ネット通販の先達が作っておられる会に入会する、産業支援センター主催の勉強会に参加するなどして積極的に学ぶことが不可欠だと私は思います。受身の姿勢ではたぶん道は開けないのでは? 2.LVJ(ルイヴィトンジャパン)の日本語通販サイトオープン ファッション業界においては、既にドメスティックな分野ではあらゆるターゲット、テイスト、価格帯の商品がほとんどネット上で販売されるようになっているが、唯一大きな市場で残されていたのが、「外資系有力ブランドのeコマースサイト」であった。 既に「ティファニー」などの先行事例もあるが、今年2007年にはいよいよLVJ(ルイ・ヴィトン・ジャパン)のサイトがオープンするらしいという報道が、以前から行われている。 仕様が世界共通のものになるのか、日本独自のものになるのか、システム担当が日系の企業なのか外資になるのか、取り扱いアイテムの数、サービスの内容等々、非常に興味は尽きない。 1店舗分の売り上げを計上するだけで忽ち日本国内のファッション系eコマースサイトの上位にランクインしてくるパワーを秘めているだけに、動静に注目したい。 3.Flashを使ったサイトが増加 昨年夏以降、大阪市や福井、富山など、地方の有力な産業支援センターさんでFlashに関する講座が目だって増加している。 ブロードバンドの普及で、大手企業、特に、不動産関係や自動車などでトップページにかっこいいイメージが展開されるものが増えており、中小企業のサイトもビジュアルを強化しなければ来訪者に満足を与えられない時代になってきた、という判断があるのだと思う。 ファッション業界の場合、むしろマルキュー系のブランドなどで、早くからそういう綺麗で迫力のあるサイトは構築されている。但し、気をつけなければならないのは、わが業界へはシステム関連の業者さんの売り込みはかなり多いように感じているのだが、何でも業者さんの意向を鵜呑みにするのではなく、自社のサイト構築の目的やターゲット、予算等を明確にし、ブランディングの一貫として、実店舗とブレのないサイトを作ることではなかろうか。 4.B2Bサイトの活性化進む 先程、1の項目で、「今からの参入はかなり厳しい」と書いたが、自社でネット通販は困難だと思っておられる企業さんにも別の形でのネット活用の方法はある。 それは、B2Cではなく、B2Bサイトへの商品の供給である。 私のブログでも度々ご紹介してきたイチオクさんの「Web現金問屋」に続き、現金問屋系の卸型サイトも続々オープンしているし、ネットの黎明期から地道な活動で顧客開拓を続けてきたラクーンさんの「スーパーデリバリー」や、合同展・フロンティアとの提携を行ったDeNAさんの「ネッシー」などに続き、今春にはアパレルウェブさんの「アパレルネット」も本格稼動する。 今や、地方の小売店さん(アパレル系だけでなく、雑貨その他のアイテムが主力の店舗も加えて)も当たり前のようにPCで仕入れを行うようになってきているし、有力ネット店からの仕入れというのも結構馬鹿にならなかったりする。 ラクーンさんでの取り組みから自社オリジナルの開発が本格化し、居抜き出店でSCに実店舗が出せるようになったファクトリーブランドさんもございます。ネット通販のためのHTMLの知識やらパソコンの知識やらを誰かが覚えることに注力するよりも、その仕組みは外部を活用して、まずは商品企画を強化する、という考えも、IT、パソコン関係にうちの会社はあまり強くない、と思われる企業さんの場合は現実的だと私は思います。 5.アフィリエイト、ドロップシッピングもうまく使えば効果あり アフィリエイトに関しては、通販専業の大手さんとか、ファッション系セレクト型通販サイトさんなんかもうまく使って売り上げを伸ばしておられます。 それ以外でも、ネット通販に早くから取り組んでおられる老舗サイトの着手も早かったようなんですよね。 ネット通販は、集客ー買い上げへの転換、というコンバージョン率を上げることで成果が上がっていく世界である。一般の方で、信頼のおけるアフィリエイターがブログの中で商品を褒めてくれる、そのブログのファンに呼びかけてくれる、というクチコミの効果には、マス広告以上大きいものがあるのだ。 ネット通販に力を入れている企業で、リアルでの知名度が今ひとつだと感じておられる企業さんの場合は、検索エンジン対策と合わせて、是非に取り組んでおくべき対策の一つだろう。 また、一昨年末から話題になっているドロップシッピングだが、こちらの場合は、ファクトリーブランドや、職人、クリエーターの作った良品佳品などの販売に向いているように私は感じている。 日本で早くからドロップシッピングを始めておられる企業さんの経営幹部の方には、昨年大多数の企業さんについてお会いする機会があったのだが、皆さん姿勢も真面目で、会員数も増えてきているようなので、今年は昨年以上に話題になるのではないだろうか。 |




