|
||
10月12日付けのこのブログでご紹介した、山崎秀夫、村井亮著『SNSマーケティング入門』(インプレスR&D、定価1,480円+税)とほぼ同時期の、今年9月30日に初版が発売された本。大分前に読み終えていたのに、ご紹介が遅くなってゴメンナサイ。 村井亮氏は両方の執筆に携わっておられるということもあった、内容的に重複するところもあるのだが、大きな違いは、『SNSマーケティング入門』の方はSNS全般に関する話を取り上げているのに対して、『ビジネスSNSブック』(毎日コミュニケーションズ、定価2,000円+税)の方は、SNSことソーシャル・ネットワーキング・サービスのビジネス利用についての話題にテーマを絞っている、というところにある。 前半の、SNSをどうやって始めたらよいか、といったマニュアル的な説明の部分は、既に体験のある人にとっては冗長に感じられるところもあるが、巻末の「SNS構築ガイド」は、実際に導入・運営を考えておられる企業さんにとっては非常に役に立つと思われる。 実例の中では、OB、OGを組織して、休職中の社員の代替要員の確保につなげている日本興亜損害保険さんの「日本興亜サポーターズ倶楽部」のケースが面白いな、と思った。 しかし、座談会の中でビデオ・ジャーナリストの神田敏晶氏が、「社内がフラット化すると、上司の存在が危うくなったり、今まで信じていたことが崩壊するような事態もありえます。・・・(中略)・・・情報革命によって、今までの仕事のスタイルが変わりつつありますよね。企業内のSNSもしばらくはカオスの状態が続き、次の”SNS2.0"に行くまでの過程には、成功事例と失敗事例がいろいろ出てくると思います」(p168より引用)と話しておられる通り、社内SNSが成功するには、既に風通しの良い社風が確立していることがやはり必要なのではないかと私も思う。 |




