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2007年04月29日

天皇賞大予想!

きょう発走の第135回天皇賞(春)。本紙の大御所カメラマンIは3枠6番メイショウサムソンを軸に指定しました。皐月賞、ダービーの2冠馬にも関わらず、昨日時点では単勝3番人気。低い評価を覆し、古馬として大成するのか。

「Iさん、メイショウサムソンは長距離に弱いといわれています。淀の3200mを持ちこたえることができるでしょうか?」
「いやーなんかというのがくるような気がしてさ」
「え? それだけ?」
「うん」
「何か、深い読みがあるのでは?」
「ないよ。とくかくだよ、今回は枠!」
「……」

というわけで、本紙Iの天皇賞大予想は枠連で、
B−B、B−C、B−D、G−G

ちなみにわたくし本紙Hは、7枠14番ネヴァブションを軸にしました。果たして本紙I、Hはハッピーな連休を迎えることができるのか。本日3時40分発走です。
2007年04月28日

せんいの未来を感じろ SENSE WARE

今日からゴールデンウィークが始まりましたね。あいにくの天気でしたが、話題の「TOKYO FIBER07 SENSE WARE」は、もう行かれたでしょうか?日本の繊維が持つ可能性を、業界内外に感じてもらおうと、アートディレクターの祖父江慎さんやプロダクトデザイナーの山中俊治さん、深澤直人さんら日本の錚々たるトップクリエーターが参加した、新しいカタチの繊維展示会です。
私的には使用されている素材は、ほとんど知っているものばかりでしたが、展示作品を見ると、こんな風な使い方もあるんだと、あらためて驚きました。
上の写真は、「エフィラ」と名付けられた山中俊治さんの作品。筒状のニットの中に、ニョキニョキと突起物が放射状に出ているのですが、触れるとシュッと縮むんです。「A−POC」と同じ繊維素材なんですけど、こんな使い方もあるんですね。

クリエーターの他には、パナソニックデザインセンターソニークリエイティブデザインなど、企業のデザインチームも参加しました。下の写真は、パナソニックデザインセンターの「自由になるカーペット」。フェイクファーを使っているので動物の毛皮の触感と妙な暖かさが、正直ちょっと気持ち悪い逸品です。子どもは喜んでましたけど。

29日までの展示でしたが、6月にはパリでも巡回展をするそうです。
2007年04月27日

豪華モデル揃い踏みなのだ!

いやーカリスマモデルの揃い踏みは壮観ですね。華やかですね。

明日28日にオープンするユニクロのTシャツ専門店「UTストア原宿」の報道陣向け内覧会に、ユニクロTシャツのCMに出演中の佐田真由美さん、長谷川潤さん、岩堀せりさん、道端ジェシカさんの4人がスペシャルゲストとして登場しました。

みなさんが着ているTシャツはそれぞれ自分でデザインしたそうです。手前のジェシカさんのピンクTシャツはご覧の通りロング丈でワンピースのようにも着こなせる。私はステージの一番近くで撮影していたのですが、Tシャツ1枚だけというのはすごくセクシーですね、というか、セクシー過ぎますね。一般人はマネしちゃいけません。ここ2、3日忙しかったので、良い目の保養になりました(コメントがおっさんだけど、実際おっさんなので許してね)。柳井正会長も4人が登場してからは、心なしか、頬が緩みっぱなしのように見えました。
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2007年04月26日

アドリアーノ先生、デニムの授業

“デニムの神様”こと、ジーンズデザイナー、アドリアーノ・ゴールドシュミットさんが来日し、新宿の文化服装学院で特別講義を行ないました。私も200人の学生さんと一緒に聴講しました。

アドリアーノ先生が教室に入ると、「起立! 礼!」と号令がかかりました。
最後列のプレス席でふんぞり返っていた私も思わず立ち上がり、背筋を伸ばしました。
「起立! 礼!」なんて何年ぶりだろう。礼は大切だな、ふだんテキトーに「ども、ども」なんて挨拶してちゃいけないな、と少し反省しましたよ。

アドリアーノさんは北イタリア出身。いまをときめく「ディーゼル」や「リプレイ」の基礎をつくり、「ギャップ」「トラサルディ」「ペペジーンズ」などの50以上のブランドのデニムをプロデュース、また最近はアメリカに拠点を移して「AG」や「ゴールドサイン」を発表しました。まさに業界のカリスマなのです。彼の薫陶を受けたジーンズデザイナーやクリエーターは世界中におり、近年のプレミアムジーンズのブームを作り上げました。

90分間の講義を終えたアドリアーノさんは「これからの若い人たちに私のメッセージを伝えることができて興奮している」と話してくれました。(H)
2007年04月25日

ディーゼルとの遭遇

夜7時半。
国際展示場駅の外にでると、若い男から「これに乗ってください」と声をかけられた。

いわれるがまま乗り込んだマイクロバスには、20人ほどの男女で席が埋まっていた。私が補助席に座るのを確認すると、バスは走り出した。黒い窓ガラスからは外が見えない。乗客たちは無言。暗い車中、小雨の中ですれ違う対向車の音だけが聞こえる。

10分ほど走ると、バスが止まった。ドアが開く。暗いバスの中から外に出る。
「ま、まぶしい」
思わず手をかざした。暗闇の向こうから強烈なライトがこちらを照らしている。
若い男が言った。
「光に向かって進んでください」
乗客たちは吸い込まれるように光の方向に歩き出した。
私の脳裏にスピルバーグの『未知との遭遇』のシンセサイザー音が聞こえてきた。幻聴だろうか。
しばらく呆然としていたが、ひとり残されるのが怖くなり、先を歩く人たちの長い影を追って歩き出した。

光の先で私たちを待ち受けていたのは……
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2007年04月24日

新丸ビル

今月27日にグランドオープンする新丸の内ビルディング(新丸ビル)の内覧会に行ってきました(写真は帽子専門店の「CA4LA」)。

詳しいレポートは日本繊維新聞に譲りますけど、先月オープンした東京ミッドタウンよりはだいぶ庶民的な顔ぶれだなと感じました。ファッションに関して高級な店も多いのだけれども、平均的なサラリーマンでも何とか手の出るお店もけっこうあるのに好感を持ちました。
丸の内はこの10年くらいで商業地区への開発が進み、仲通り、丸ビル付近を中心としたファッションストリートが日比谷・有楽町方面から北側へと伸びてきました。新丸ビルによって、ファッションストリートが行幸通りを渡ったわけです。

しかし、丸ビル、新丸ビルという表記はややこしいですな。
建て替え前の丸の内ビルヂング、新丸の内ビルヂングはともに日本の近代建築の傑作であり、東京駅前のランドマークとして知られていました。しかし02年に丸ビルが建て替えられ、新しい丸ビルということでメディアが「新丸ビル」と表現していた時期がありました。で、今回開業したのも「新丸ビル」。地方の人や事情を良く知らない人はこんがらかるんじゃないかな。
2007年04月23日

ヒョウ柄 DE ビーチバレー

デサントがビーチバレーチーム「レオパレス・ウィンズ」とチームウエア契約し、記者発表を開きました。

注目は何といっても女子ペアの浦田聖子・鈴木洋美両選手。ステージ上でジャージを脱ぎ、小麦色の肌にヒョウ柄ビキニの新ユニフォーム姿を披露しました。
私は知らなかったんですけど、浦田選手(写真左)はモデルとしても活躍しており、最近雑誌グラビアを席巻している浅尾美和選手と人気を二分するアイドル選手らしいです。確かにきれいです。

記者会見後のフォトセッションは、まるでグラビア撮影会のようでした。
男子ペアと一緒の撮影を早々と済ませ、浦田・鈴木の2人をじっくり撮ろうというのが報道陣のスタンス(私もその1人だけど)。
おふたりは「セクシーポーズを」というカメラマンの要求にもノリ良く応じてくれました。私の中のアキバ魂にも火がつき、普段よりかなり多めにシャッターを切ったのでした。(H)
2007年04月21日

書店とテキスタイルの新しいカタチ

今日は、会社からチャリで5分ほどの森岡書店に行ってきました。テキスタイルデザイナー、アリタマサフミさんの「十月島―イズモネシア―」展のためです。
http://www.moriokashoten.com/?pid=3126257

良い天気だったので、そんな陽気も手伝って書店とテキスタイルデザイナーの新しいカタチについて突撃取材を試みてきました。

ちなみに「十月島―イズモネシア―」展は、5月5日まで。とても素敵な場所ですので、日本橋から足を伸ばしても絶対に損はしませんよ!
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2007年04月20日

3年目のクールビズ

鳴り物入りで始まったクールビズも今年で3年目です。

1年目はただネクタイを外しただけ。

2年目はシャツの襟の形にこだわったり、柄物のシャツに挑戦したり。

で、今年は何かというと……
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2007年04月19日

社命でメタボ退治

テレビ東京『ガイアの夜明け』(火曜22:00〜)の来週24日放送のテーマは“メタボリック症候群”

その中でスポーツメーカー、デサントが採り上げられる。
デサントは新規ビジネスとして「デサントヘルスマネジメント研究所」を設立し、介護予防や健康増進の支援事業に取り組んでいる。新たにメタボ対策のプログラムを開発するにあたり、社内のメタボ予備軍80人に“実験台”になってもらい、効果のほどを調べた。3ヶ月ものあいだ細かい食事内容や運動量まで厳しくチェック、指導されたメタボ予備軍たちの内臓脂肪は−−。

密着取材を受けたメタボ予備軍の1人に、僕がいつも取材でお世話になっているウインタースポーツ担当のS部長がいるらしい。S部長はがっちりとした体つきで、スーツ姿からはメタボリックには見えないのだが、メタボ退治には相当苦戦され、その様子をカメラは容赦なく撮影したようだ。そのまま流されるかは当日まで不明のようだが、放送が何だかとても楽しみだ(S部長が苦しむのを楽しみにしているわけではありません)。
2007年04月18日

走る取締役

コンディショニングウエアってご存知ですか?

スポーツ選手がトレーニングの際に穿いているスパッツのようなパンツ。ピタッとしたやつ。筋肉や関節に適度な圧力をかけて、疲れにくくしたりケガを予防したりする機能を持っている。

コンディショニングウエアはスポーツ用品各社が販売していますが、なかでもワコールの「CW‐X」は先駆け的なブランドです。スキー選手が脚にぐるぐる巻いていたテーピングからヒントを得て、10数年前に開発されたのが「CW‐X」。今年2月に行なわれた東京マラソンではフルマラソンを完走した約2万5000人のうち同社が確認できただけで約6000人が「CW‐X」を穿いていたそうです。

ワコールのウエルネス事業部で長く「CW‐X」の陣頭指揮を取ってきた近藤達也取締役(写真右)の趣味はマラソン。ニューヨークシティマラソンなどフルマラソン歴12回という本格派です。先の東京マラソンにも出走し、5時間12分のタイムで完走したとのこと。「『CW‐X』が多くのランナーに愛用されていることを自分の目で再確認することができました」。

近藤さんがマラソンを始めたのは50歳を過ぎてから。「『CW‐X』は激しい運動から体をサポートしてくれる。ケガから守ってくれる。私が身を持って証明しています」。東京マラソンにはワコールから8人の社員が参加し、全員完走したそうです。「社内のランニングチームでは役職に関係なく、タイムが速いものがエライ。私も4時間を切るまでは止められません」
(H)
2007年04月17日

白パンツ

またユニクロネタで恐縮です。

ユニクロが東レと共同開発した婦人パンツ「スタイリッシュホワイト」の発表に行ってきました。
真っ白なのに下着が透けにくいというこのパンツ。詳しいメカニズムはここを見ていただくとして、ユニクロと東レは昨年6月に戦略的パートナーシップを締結し、72項目にわたるテーマを抽出し具体的な素材開発を進めてきました。「スタイリッシュホワイト」はその第一弾なのです。

白素材の透け防止というのは東レの得意分野。思い出すのは白い水着です。10年くらい前でしょうか、東レは透け防止の機能を付加した画期的な白い水着を開発しました。白い水着は水に濡れると透けるという常識を覆し、その年は海でもプールでも白い水着の女性が続出したと記憶しています。今回の「スタイリッシュホワイト」もその技術の延長にあるといえるでしょう。

発表会の会場はフレンチレストラン「表参道バンブー」。表参道の1本奥にある白亜の洋館です。白パンツの発表にぴったりの場所でした。
2007年04月16日

わかりにくい地図

道に迷うことが多い編集Hです。
別に哲学的な意味じゃなくて、目的地にたどり着けないことが多いわけです。方向音痴だし、田舎者なので未だに都内の地理が頭に入っていない。

僕をさらに困らせるのが、わかりにくい地図。
展示会の招待状に地図が記載されているわけですが、ファッション業界の地図というのはデザイン優先というか、アート的というか、とにかくカッコつけてるわけですよ。目印になりそうなコンビニや蕎麦屋があるのに、それは一切記さない。「ローソン」とか「長寿庵」なんて書くのはオシャレじゃないと思っているのかもしれない。だいたい日本人しか来ないのに、なんで英語で書くのか。“antique st”じゃなくて「骨董通り」と書いてくれと言いたい。
2007年04月14日

Tシャツ大賞は図工の先生

ユニクロがTシャツのデザインを一般公募する「ユニクロクリエイティブアワード2007」の発表が、表参道ヒルズで開かれました。

国内外の応募総数1万4000点の中から大賞に選ばれたのは、写真左下で白いTシャツを持ってる萩原稔さん。写真ではわかりにくいのですが、オレンジ色の風船のヒモがシャツの裾に引っかかって、シャツがめくれている様子をリアルなタッチで描いた作品です。

萩原さんの受賞のスピーチが会場を沸かせました。
なぜ、このイラストを描いたのか? 萩原さんは個人的な理由になると断った上で、

「本当は電通とか博報堂とかで(アートの)仕事をしたかったのですが、入るのが難しくて、いまは小学校で図工の先生をしています。風船はいまの仕事をやめてアートの世界に入りたいという気持ちと、でもなぁ生活できなくなっちゃうしなぁと思い留まる気持ちを表現したものなんです。ここ(受賞会場)にいらっしゃる方、どなたか僕にお仕事くださーい」

萩原さんの作品をはじめ、入賞した27作品は商品化され、順次ユニクロの店頭に並びます。

今をときめく佐藤可士和さん(写真上段左)、日比野克彦さん、隈研吾さんなど審査員として登場しました。キラ星のアーティストたちの中でも、やはり草間弥生さん(写真上段右)の存在感は飛びぬけてますね。(H)
2007年04月13日

休業だらけのキヨスク

そういうことだったのか、と思った。

首都圏のキヨスク、3分の1が臨時休業…リストラ補充失敗(読売新聞)

僕が毎日通勤で使っている駅のホームのキヨスクも今月から休業している。新聞や雑誌などをよく買っていたので不便極まりない。キヨスク店頭の一般紙やスポーツ紙の1面見出しを眺めることは僕の朝の習慣だったし、そういう人は多いのではないだろうか。キヨスクのないホームは寂しい。

記事によると、キヨスクは赤字を減らすために、扱い商品のすべの価格を覚えて素早く暗算できるベテラン正社員をリストラし、契約社員やアルバイトに切り替えてきた。しかし景気回復でアルバイト人員を確保できなくなってしまったそうだ。

いまアパレルの小売店も販売員の人材確保が至上命題になっている。アルバイトが集まらず、シフトを組むのに苦労する店も多い。キヨスクのような最悪の事態にはならなくとも、けして対岸の火事ではないだろう。(H)
2007年04月11日

鳳蘭さん

デサントが輸入販売するイタリアのダンスウエア「フレディ」が日本1号店を表参道に開きました。今晩はその開店記念パーティが催されたので、わたくし編集Hが行ってきました。

ダンスブランドということで、パーティ会場となった店内には現役バレリーナやダンサーが集まってとても華やかな雰囲気。なかでもひときわスターのオーラを出している女性が。えーと、よく知ってるんだけど、名前が出てこないな。あ、そうだ、鳳蘭さん(写真右はデサントの石本新規事業室長)だ。

というわけで、近くにいた他紙の2人の若い女性記者に同意を求めたら、「オオトリラン、って誰ですか?」と返されてしまった。私はちょっと驚きながらも、「じゃあ、前田美波里は知っている?」と尋ねたら、2人とも「え〜、知りませんよ〜」という返事。
うーん、またもジェネレーションギャップ。若い子たちは鳳蘭や前田美波里を知らないのかと思うと、彼女たちとうまく付き合っていく自信が無くなっちゃいました。
鳳蘭さんとは関係ないけど、「鳳啓介みたいな髪型」と言っても通じないんだよなぁ、きっと。

「フレディ」はミラノの名門スカラ座の公式スポンサーとしてウエアやシューズを提供しているブランドです。
パーティには6月に日本で公演するスカラ座のプリンシバル、マルタ・ロマーニャさん(写真左)もいらっしゃいました。写真右のフレディ社のフレディ社長に私は昨年秋インタビューしました。若い頃のガールフレンドがバレリーナで、彼女のためにバレエシューズを作ったのが起業のきっかけという情熱的なイタリア男です。
2007年04月04日

ウール君、春に想うの巻

こんにちは、ぼく、ウール君です。

さくらもまんかい。はるですね〜。

春は旅立ちの季節です♪ みんな旅立って行くんです♪

ってね。ウール君はいったい何歳なんですかと、たまにきかれるんだけど、まぁどうだっていいじゃないですか、そんなこと。

こんばんはいつもお世話になっているB社のこうほうWさんとOさん、S研新聞のHさん、Оさんと六本木でおしょくじしました。東京ミッドタウンちかくの隠れ家ような和食屋さんで、おいしいさかなりょうりとにほんしゅをたんのうしました。

おしょくじかいはとってもたのしかったんですけど、B社のОさんが今月いっぱいで退社されると聞いておどろきました。ざんねんです。さびしくなります。ほんとうにきくばりがゆきとどいた方で、ウール君もたいへんおせわになってきました。お別れはつらいけど、新天地でのごかつやくをお祈りしております。
Оさん、また飲みましょう!

タイトルイラストが4月バージョンになりました。ひつじ学校の1年生たち。おおきなランドセルをせおって、とってもかわいいよね。
2007年04月02日

新入社員諸君!

きょう入社式という会社が多かったでしょう。
大手企業は入社式の社長挨拶をマスコミに発表します。新聞社では各社の挨拶文を短くまとめて記事にするのが毎年の恒例。私なんかはこの編集作業で季節を感じますね。

景気回復を受けて、今年は多くの企業が採用人数を増やしています。就職氷河期を体験した私から見れば、うらやましいほどの売り手市場になりました。各社、優秀な人材の確保に必死です。

新入社員の季節に山口瞳を思い出す人は、けっこうオジサンかな。毎年4月頭、サントリーの新聞広告で新社会人を激励する短文を綴っていました(今は伊集院静にバトンタッチ)。

僕は、新しく社会人になったきみたちに社会のルールを説いているつもりだ。大いに遊び給え、大いに飲み給え。しかし、社会のルールはしっかりと守り給え

私の高校時代、国語の授業で「新入社員諸君」だったか「礼儀作法入門」だったかが教材になったことがありました。高校生には理解できない部分もありましたが、妙に印象に残りました。数年前、再読すると感じ入る部分がたいへん多ったです。実際、ある年齢以上の世代にこの本が社会人心得だったわけです。ただ山口さんの文章は良くも悪くも年功序列・終身雇用の時代を色濃く反映しており、人と企業の関係が様変わりしてしまった今の社会人はどう感じるのでしょうか。(H)
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