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元パルコ会長の増田通二氏が21日に亡くなった。
いろいろ報じられているように増田氏が指揮を執った80年代、パルコはファッションビルの先駆けであるだけでなく、強力な文化発信基地だった。百貨店のお株を奪う先進的な文化戦略。投稿雑誌「ビックリハウス」やマーケティング誌「アクロス」、パルコ劇場、コンサート、奇抜なポスター……。渋谷を本拠地とした文化戦略は、日本中の若者のこころを捉えた。増田氏は当時のインタビューなどで「パルコがお客様を集めますから、テナントさんは商品を売ってください」はよく語っていた。現在、渋谷の盟主は109であるが、たくさんの流行や風俗を生み出してはいるものの、かつての百貨店やパルコのような「文化戦略」とはだいぶ異なるように思える。
折りしも、そのパルコを27日発売の「ファッション販売8月号」で特集していた。
セゾングループの解体や流通再編の荒波にもまれたパルコだが、00年に就任した伊東社長のもと、大胆な改革を断行し、06年度には過去最高の収益を達成した。パルコの成功に理由を様々な角度からレポートしており、たいへん参考になります。(H)
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