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きょう入社式という会社が多かったでしょう。
大手企業は入社式の社長挨拶をマスコミに発表します。新聞社では各社の挨拶文を短くまとめて記事にするのが毎年の恒例。私なんかはこの編集作業で季節を感じますね。
景気回復を受けて、今年は多くの企業が採用人数を増やしています。就職氷河期を体験した私から見れば、うらやましいほどの売り手市場になりました。各社、優秀な人材の確保に必死です。
新入社員の季節に山口瞳を思い出す人は、けっこうオジサンかな。毎年4月頭、サントリーの新聞広告で新社会人を激励する短文を綴っていました(今は伊集院静にバトンタッチ)。
僕は、新しく社会人になったきみたちに社会のルールを説いているつもりだ。大いに遊び給え、大いに飲み給え。しかし、社会のルールはしっかりと守り給え
私の高校時代、国語の授業で「新入社員諸君」だったか「礼儀作法入門」だったかが教材になったことがありました。高校生には理解できない部分もありましたが、妙に印象に残りました。数年前、再読すると感じ入る部分がたいへん多ったです。実際、ある年齢以上の世代にこの本が社会人心得だったわけです。ただ山口さんの文章は良くも悪くも年功序列・終身雇用の時代を色濃く反映しており、人と企業の関係が様変わりしてしまった今の社会人はどう感じるのでしょうか。(H)
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