
「見た目はけっこう怖いよ」という噂は聞いていたんだけど、確かにその通りでした。きょうお会いしたのは、ジーンズ業界の風雲児と呼ばれる、ОEMメーカー
「ニイヨンイチ」の藤井英一社長です。
ボクシングの亀田兄弟の長男がそのまま大人になったような風貌。
気の弱い私が恐る恐る「相当不良(ワル)かったでしょ?」と聞くと、
「ははは、今でもやくざみたいって言われますよ。地元の倉敷では、やんちゃで有名だったからなぁ。みんなに迷惑かけたなぁ」
と数々の武勇伝を語ってくれました。現在は社会的な地位のある方なので、この場で具体的に書くことは控えます。
ニイヨンイチは単なるОEMメーカーではなく、岡山県・児島というデニム技術の高度な集積地の強みを生かした企画提案によって、国内外の有名ブランドから引っ張りだこの企業なのです。昨年のベストジーニスト賞で浜崎あゆみさんが穿いていたジーンズも同社が生産したもの。最近では欧米のブランドからの引き合いも多いようです。
そんな会社を作り上げた藤井社長のサクセスストーリーを聞こうという単純な趣旨でお邪魔したんですが、藤井社長が語る半生は驚きの連続でした。サクセスストーリーなんだけど、ピカレスクあり、親子愛・師弟愛あり、ハードボイルドあり、「ベニスの商人」のようでもある。私の貧相な想像力を超えた波乱万丈の物語だったのです。
予定時間をかなり越えるロングインタビューになってしまいました。書けないことの方が多くて残念ですが、このもようは近いうちに
日本繊維新聞に掲載します、って最近このパターンばっかりだな。(H)