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2006年05月11日

ナマステ インディア

ちょっとしたインドブームですね。
本屋にいけば、ビジネス書コーナーにはインド本の新刊が平積み。
今週号の「日経ビジネス」もインド特集。
島耕作はインドを視察中だし、大町久美子なんてムンバイの豪邸に引っ越しちゃいました(分かる人だけ分かればいいです)。

実は編集Hも何度かインドに出張したことがあります。
いずれもニューデリーの繊維見本市「テキスタイルス・インディア」の取材で、現地企業のアパレル工場や大型ショッピングモールなどを見て回りました。
初めて訪印したのは6年前。事前に参考文献を探そうと八重洲ブックセンターにいったんだけど、インド関連のビジネス本はたった3冊。しかも発行年が古い。国会図書館にいっても、学術関係の専門書があるくらい。当時はインド本って沢木耕太郎や藤原新也に代表されるような放浪記みたいなものしかなかったんですよ。
アパレルでも生産基地として活用しているところは少なかった。量販向けの低価格ブランドが一部やっていたくらい。あとはせいぜいアジア雑貨のお店なんかが民芸品の感覚で扱っていた程度でした。

それが今や本屋はインド本のコーナーが設けられ、オンワード樫山のような百貨店アパレルが年間20万点を生産・輸入する計画を発表するようになりました。わずか数年で隔世の感があります。日本のインド繊維製品の輸入量なんて、まだほんのわずかだけれども、それだけに伸び代があると思います。欧州の有力ブランドは日本企業に先行してインド製品をどんどん増やしますからね。いわゆるチャイナリスクを避けるためだけでなく、インドでしかできない織りや染めの技術に注目しているわけです。ザラやH&Mなんて特にそう。

日本繊維新聞社もインド情報に力を入れます。
会員企業の皆様に向けて開催する「ニッセン生活文化産業フォーラム」で元駐日インド大使のアフターブ・セットさんを講師に招いたセミナーを開くことになりました。会場は日比谷の日本プレスセンター、5月23日18時30分スタートです。日本に留学経験もある知日派のセットさんが、躍進するインドと日本との戦略的な関係について話してくださいます。ご期待を。(H)
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