浅草の「
ギャラリーef」で開催中の「
錆着尺(さびきじゃく)」に行ってきました。
「錆着尺」は、テキスタイルデザイナーとして活躍されている菊池学さんが、着尺(きものの生地)に中国の王朝文字体である「雅体」を錆染めしたものです。
「雅体」はその名にふさわしく、まるで文様にも見える優美な文字体です。
展示では、錆染めと雅体が相まって、とても荘厳な雰囲気を醸し出しています。
「錆着尺」−浅草・ギャラリーef(地下鉄浅草駅徒歩1分)
7月17日(月/祝)
12:00-21:00
火曜休廊
これを見ると、菊池さんはおっかない人だろうなと思っていたら、
「おっ、こんにちは」と、とても気さくな人。
調子に乗って「なんで錆なんですか?」「“わびさび”にかけてるんですかー」
とか不躾な質問を連発する私にも、
「錆染めを始めるきっかけになったのは、錆の色に魅せられたから」
「解釈は自由だけど、個人的には“わびさび“とは別の感覚だと思っています」
と大変丁寧に答えていただきました。
今回は「着尺+雅体」でしたが、菊池さんの錆染めは色々な“顔”を持っています。
お話をお伺いしたときに、ちょうど東京・青山の「トロワゾ」で
同じ錆染めのモナリザでコラボレーションしていましたが、
現代的でハードなイメージの「トロワゾ」とマッチしていました(陳腐な表現ですみません)。
八王子の「みやしん」で働かれていたこともある菊池さんですが、
「錆染めの表現はテキスタイルにとどまらない」とのこと。
テキスタイルデザインの奥の深さに、感じ入ってしまったひとときでした。
(Y)
菊池さんは、ISSEY MIYAKE MENのテキスタイルデザイナーでもあります。
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