
映画『レッドクリフ・パート1』の影響で、編集部内ではちょっとした三国志ブームです。ぼくの横山光輝版漫画『三国志』(潮文庫)が編集T、編集M、編集Yの順番でまわし読みされています。横山三国志は文庫で30巻の長編(コミック版は60巻)。これから見る予定の『レッドクリフ・パート1』の予備知識として読まれているのだけど、まだ誰も13巻の赤壁の戦いまで進んでいない。そのうちに『レッドクリフ・パート1』の上映が終わってしまう気がします。
三国志への入り口は人それぞれでしょう。定番中の定番は吉川英治版、次が横山版で、そのあとファミコン版、北方謙三版、最近では『蒼天航路』ではまったという人も多いと思います。ぼくの場合は、小学校の頃にNHKでやっていた人形劇の三国志です。あれで髭の関羽のファンになった。ちょうど同じ頃に少年ジャンプで連載されていた本宮ひろ志の『天地を喰らう』には、人形劇とのあまりの違いに面食らったのを覚えています。
初めて横山三国志を読んだのは中学生くらい。当時は劉備らが活躍する前半の勧善懲悪的な英雄譚に興奮していたが、大人になって読むと、後半の孔明対仲達の高度な戦略戦術や味方同士での権謀術数に関心が移ります。いろんな楽しみ方ができるのが、三国志の魅力。ぼくは全編通じて読んだのは吉川三国志と横山三国志だけなので、次は北方三国志を読みたいと思いながら、なかなか果たせずにいます。
(H)
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