
財務省によると、07年に全国の税関で差し止められた知的財産侵害物品、つまりニセモノが点数ベースで約104万点(前年比6.1%増)、件数ベースで2万2661件(15.7%増)となったそうです。推定の被害金額は約385億円。点数ベースではハンドバックや財布などのバッグ類が約26万点で、全体の四分の一を占めています。
相変わらずの汚染状況ですが、かつてニセモノの温床といわれたネットオークションは、大手に関してはだいぶ健全化しています。ネットオークション市場のシェア8割を占めるヤフーは、ニセモノを発見し次第、即削除する監視体制を強化。知財保護団体ユニオン・デ・ファブリカン(UDF)の調べによると、某高級ブランドの特定商品について、4年前にヤフーでは出品の80%がニセモノでしたが、現在では0〜1%程度に過ぎないそうです。
ただ、ニセモノは監視の目の緩い場所に流れます。UDFが若い女性に大人気の某携帯サイトのオークションを調べたところ、同じ特定商品の出品123点のうち115点がニセモノでした(2月某日)。消費者保護の観点からも早急な対策が必要でしょう。(H)
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