
バルセロナ滞在中は速報で毎日ブレッド&バター・バルセロナ(BBB)の話題をブログにアップしようと思っていたけど、体力と気力の限界で1回しかアップできず(しかもBBBの話題ではないし…)、出発の朝を迎えました。
これまた、BBBとは関係ないのですが、まぁ聞いてください。
事件は取材初日に起こりました。
見本市取材を終え、帰宅ラッシュの地下鉄の車両に足を踏み入れようとした時です。
今回の取材をアテンドして下さったスペイン大使館のAさんが大きな声で「あぶない!」と叫びました。「Hさん、スリですよ!」
お尻のポケットを触ると、あるはずのサイフがない。
数名の男たちがホームを足早に逃げていき、車両のドアが閉まりました。
サイフには現金約100ユーロとクレジットカード、免許証等を入れていました。
Aさんによると、私が乗り込もうとした際、後ろを2、3名の男が囲み、お尻のポケットをまさぐったようです。私が穿いていたのはカーゴパンツ。ボタン2つで閉じるフラップポケットなので、安心というか油断していました。お尻を触られたことに、まったく気づきませんでした。
Aさんや取材で一緒だったI社のNさん、Yさんは「すぐカード会社に電話して」「一緒に被害届けを出しにいきましょう」「誰でも経験することだから落ち込まないで」と、心配してくださいました。人の情けが身に染みましたが、私は意気消沈していました。楽しいはずのスペイン取材が私のせいで、みなさんまでお通夜ムードになってしまいました。
そして5分ほどで宿泊先の駅に到着し、「とにかくカード会社へ電話しなくちゃ」と早足で階段を上っているとき、衝撃の事実が明らかになったのです。
太もものポケットに何かが入っている。サイフでした。
ふだんはお尻のポケットに入れていますが、その日どのタイミングか覚えていませんが、太ももに収納したようです。
安堵したのと同時に、心配をかけたAさんたちに何と言えばいいのか。
ふと後ろをみると、私のせいで、明るくおしゃべりが絶えなかった皆さんが口を閉ざしています。
選択肢は2つ
@今さら言いづらいので、すられたということで通す
A明るく「別のポケットにありました(^□^)゛゛」と笑ってごまかす
一瞬迷いましたが、A以外の選択はありませんでした。
とんだ人騒がせ野郎となった私。その晩の酒席で3人から集中砲火を浴びたことは言うまでもありません。(H)
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