松下、「パナソニック」に社名変更
思い切ったことをするものですね。
慣れ親しんだ「ナショナル」の名前が無くなるのは寂しいけれど、グローバル時代に勝ち残るためには避けられない選択なのでしょう。
ファッション産業に目を転じてみれば、日本の大手アパレルで社名と基幹ブランド名が同じケースは非常に少ないです。もちろん産業の性格とか市場規模(松下の連結売上高とほぼ同じ)とかを考えれば、同列に論じることはできません。大手になればなるほど多ブランド展開です。ふつうの消費者は服のブランド名は知っているけど、会社名は知らないというケースがほとんどでしょう。色がついていないから、年齢、性別、好み、テーストにあわせて様々な服を企画できるわけです。
例外はスポーツブランドかな。
連結売上高の6割を海外で稼ぐアシックスや同3割のミズノは、海外でのブランドプレゼンスを高めるため「アシックス」「ミズノ」という社名ブランドに経営資源を集中させています。ミズノは数年をかけて競技種目ごとに異なっていたブランドロゴを統一。昨年は競泳水着ブランド「スピード」を営業譲渡し、「ミズノ」ブランドで水着事業の再構築に着手しました。「スピード」は英国ブランドのライセンスとして日本でトップシェアを誇っていましたが、それを手放してまでも「ミズノ」へのブランド統一を選んだわけです。
コメントする