「デニムの耳」をご存知でしょうか?
織機でデニムを織る工程で生まれる生地の端っこの部分。フリンジのようになってしまうので、デニム工場ではジーンズメーカーに出荷する前に切り落とすわけです。このヒモ状の「デニムの耳」(左写真)は、一部を除いて大部分は廃棄されます。1年間で捨てられる「耳」の長さは日本だけで
地球約2周分!
これをなんとか有効活用できないかとクリエーターたちが立ち上がりました。
「デニムの耳」とともに捨てられる「試験反」を材料に、さまざまなファッションアイテムを作って都内で展示会
「『デニムの耳』プロジェクト」を開催しています。
で、ゴミとして捨てられる「耳」がどんな作品になったかというと……
左上から時計回りに、試験反で作った帯、耳で編んだイス、トートバッグ、
ぬいぐるみ、マット。いずれもデニムの質感を生かした見事な作品でした。市販しても売れるんじゃないかと思うものも沢山ありました。

「かなうことなら私がデニムを発明したかった」と語ったのはイヴ・サンローランでしたっけ?
デニムはそれだけクリエーターの創造力をかきたてる。廃棄される「耳」や「試験反」であっても、いや、捨てられる材料だからこそ、刺激されるのも知れませんね。
このプロジェクトに協力した
カイハラの貝原良治会長も「驚いたね。われわれには想像もつかないようなものができるんだからね」と絶賛していました。
紹介したのはごく一部。29日まで渋谷のギャラリー、
ル・デコで開催されてるので、見に行ってくださいね。
(H)
コメントする