
“デニムの神様”こと、ジーンズデザイナー、アドリアーノ・ゴールドシュミットさんが来日し、新宿の文化服装学院で特別講義を行ないました。私も200人の学生さんと一緒に聴講しました。
アドリアーノ先生が教室に入ると、「起立! 礼!」と号令がかかりました。
最後列のプレス席でふんぞり返っていた私も思わず立ち上がり、背筋を伸ばしました。
「起立! 礼!」なんて何年ぶりだろう。礼は大切だな、ふだんテキトーに「ども、ども」なんて挨拶してちゃいけないな、と少し反省しましたよ。
アドリアーノさんは北イタリア出身。いまをときめく「ディーゼル」や「リプレイ」の基礎をつくり、「ギャップ」「トラサルディ」「ペペジーンズ」などの50以上のブランドのデニムをプロデュース、また最近はアメリカに拠点を移して「AG」や「ゴールドサイン」を発表しました。まさに業界のカリスマなのです。彼の薫陶を受けたジーンズデザイナーやクリエーターは世界中におり、近年のプレミアムジーンズのブームを作り上げました。
90分間の講義を終えたアドリアーノさんは「これからの若い人たちに私のメッセージを伝えることができて興奮している」と話してくれました。(H)
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