
鳴り物入りで始まったクールビズも今年で3年目です。
1年目はただネクタイを外しただけ。
2年目はシャツの襟の形にこだわったり、柄物のシャツに挑戦したり。
で、今年は何かというと……
アクセサリー類なんだそうです。
ジャケットのポケットに
チーフをさしたり、シャツの袖口に
カフスをのぞかせたり、
ベルトにこだわってみたりといった具合。
日本橋にある高島屋東京店では、カフスなどの小物類の売り上げが3月で前年の同じ月に比べて8割増、4月半ば時点で2倍。以前ならこういった小物類はギフト用として女性が買うケースがほとんどでした。シャツなんかもそう。奥さんによる代理購買が圧倒的多数だったわけです。しかしクールビズ導入以降は、男性が自分でシャツを選び、カフスを探すという光景が増えていったといいます。
オンワード樫山の黒部和夫メンズ商品開発室室長は、クールビズによってビジネスマンが3つの初体験をしたと解説します。曰く
@雑誌などを見て、ジャケットやシャツを選ぶ楽しみ
A職場や家庭で服装を褒められる体験
Bもっとオシャレを磨こうとコーディネートを考える
@⇒A⇒B⇒@と繰り返して、売り場に足を運ぶようになる。
これまでのビジネスマンのスーツというは一種のユニフォームでした。紺かグレーの背広に白いワイシャツと相場が決まっていたので、奥さん任せにしてきた。クールビズはビジネスマンが自覚的に服を選ぶきっかけとなった。日本の服飾文化にとって大事件だったのです。(H)
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