24日昼、合同展「モード・イン・フランス」の取材。
こうした海外勢の合同展示会は、出展者数が減っているのが現状。急激に減るというより、徐々に減ってきた印象だ。
日本での不況はもとより、欧州でも慢性的な不況に陥っている。「同じ不況なら、輸出にチャレンジしないといけない。不況こそ、チャンスが広がっている」と語るメゾンも。参加しているのは中小のファミリー系メゾンが中心。だが対日ビジネスには積極的で、チャレンジ精神も旺盛だ。日本の“内向き企業”に聞かせてやりたい・・・。
今日の印象では、バイヤーの来場者数はそれほど減っていない。むしろ活況を呈するメゾンがあり、意外な驚きだった。なかでもオススメなのは、今回が初出展となる「ジャイコ」(JAYKO)。繊細&詩的なクリエーションで、軽く揺れるレイヤードレスやブラウスが特徴(
写真)。コットンやシルク、麻など、採用したのは天然素材のみ。
日本でのビジネス経験は浅いが、オーストラリアやサウジアラビア、韓国などに輸出実績がある。デザイナーのSabine Bardonさんは「私は日本人の繊細な感性が好き。いずれ日本で本格的なビジネスをしたいと思っていた。でも受け入れられるか心配だわ」と笑う。
欧州の中小メゾンは逞しい。
一方、日本人バイヤーは、新しいクリエーションを求めながら、価格とデザインのバランスをシビアに見ている。
このせめぎ合いが面白い。
(市)