|
||
浅草の仲見世も突き当たりに差し掛かる手前右側を見ると狭いが裏道に出る小路がある。 その先に昔の洋品店のような構えの店が見え看板に「TOKYO LOCAL BAZAAR」」とある。 ![]() この店で3年前よりTシャツや染織のディレクションをしている小出浩志さんを久々に訪ねた。 小出さんは多摩美の染織を卒業後しばらくは助手として大学に残り後輩の指導にあたっていたが、ある時、オーナーとの出会いからこの東京ローカルバザールさんのディレクションの携わる事になった。 それは、当事オーナーは、若者の文化の発信源と言われた渋谷、原宿の流行を追うのでは無く、都内の有数な繊維産地である墨田区、台東区などの染工場や縫製工場、ニッターなどの職人さん達と話しながら小売のオリジナルブランドで「下町から発信するモノヅクリ」をしたいと考えていたそうだ。 その適任者を暫く捜していたようだが、条件は1人で、素材開発、染色、縫製の事まで一貫したサンプル造りをこなせる事ができる人材と言う内容であり適任者がなかなか見付からなかったようだ。 そんなある日、その条件を満たした小出氏と出会い、更に将来の夢や価値観も近かったようで、とんとん拍子にショップのディスプレーから商品企画の全てを任される事になったとの事。。。 ![]() 得意とする「柄」は日本画や水墨画を描いているように筆先が踊りながら図案になっていく。。。 お客様の反応は上々であるが、小出さんの野望も大きく「現状に満足せず、将来的には、この土地でしか出来ない匂いのする21世紀の江戸伝統工芸と呼ばれるようなモノ造りを目指して行きたいと言う。 ![]() ■草木染で染め上げたかせ染めは桐生の染色作家へオーダーしている。・・玉葱(タマネギ)、石榴(ザクロ)、藍(アイ)、茜(アカネ)。。。 ![]() 【秘かなコダワリ・・・!】 ■生地の肌触りや表情への拘りから、特殊なリサイクル糸を使う事が多 く、織(編立て)も低速織機を使用している。 また、古着や裁断落ち生地を粉砕して綿に戻し、再度紡績下原糸を使用した ものもある。 すると新しい綿糸には無い、柔らかさを持った風合いの生地になるの で、手間はかかり割高になるが今後も拘りたいポイントである! ■ちなみに染色は地元、墨田区にある東染色さんと言う工場で染めているとの事。 ■フラットシーマー(ミシン)の4本針で縫うためデボコ感が無く着心地が良い!縫製にも繊細な気遣いが漂う! ■まだまだ職人の域には、程遠いです!と謙遜する小出さんであるが、コツコツと繊細な感性が零れ落ちる商品企画は、きっと近い将来、浅草産地の新たな顔を造ってくれると思いますので、是非みなさんも浅草に行かれた際はお立ち寄りください! |








