つづき・・・。
高校を卒業して、関根、KMB、そしてもちろん僕も現役では進学できずにそれぞれの浪人生活へ・・・。僕と関根はわかりますが、KMBはまさかでしたね。
僕は、あまりに高校時代にやんちゃのしすぎで、このままでは本当に駄目になると、家を出て予備校の寮へ入りました。それでも結局なかなか勉強せずに、夜な夜な寮を抜け出しては、いわゆる有名私立校の仲間と渋谷センター街に行って遊んでしまいました〜!
この時代に、ファッションではDC〜アメカジに大きく変わりました。レッドウイング、501、B-3がお決まりのファッションでした。(写真は当時着ていた物です。未だに捨てられずにいます)
映画では、『トップガン』や『ハスラー2』トムクルーズがあこがれでした。ビリヤードには良く通ってましたね。プールバーなんてものも流行っていました。
その仲間の一人は、大学も同じで一緒に体育会アメリカンフットボール部で頑張ったKENとは今でも仲良しです。
そんな、浪人時代に
当時はリーダー的な存在だったKENから
『お前と同じ高校で、関根という奴がいるだろ』と聞かれて
『関根がどうかしたのか』と聞いたら
『もめ事があって、大勢でやろうとしたら帰りうちにあったとか、なかったとか・・・』
僕は、何だか嬉しくなったものでした。やっぱり、関根はすごい奴なんだと!(後日に関根に聞くと、喧嘩はしていないとのこでしたが・・・。)
それから、数年が経ち関根がプロボクサーになったという事は風の便りで聞きました。
夢を現実にする事ができるのは、限られた夢を諦めなかった人間だけです。それができた、関根はチャンピオンにはなれませんでしたが、最高の男です。
そんな噂から10数年がたち、IFFで
『ROCKY!!!』と声をかけられて振り返るとKMBと関根に偶然の再会です。二人は同時期にイギリスに留学していたり、KMBもボクシングを始めたらしく、ずっと交流があったようです。本当に懐かしかったですね〜。
KMBは、イギリスからブランドを誘致してきて裏原の一等地にお店を出して大成功をしていました。まっ、そこは想像の範囲ですね。やっぱり、家柄もよく、頭もよく、センスもよくスタートからKMBは違いましたから。
お金もちの所にお金は集まるものですね!
関根もプロボクサー件カメラマンとして成功していました。試合相手のボクサーを撮ったり・・・なんと、
SWITCHの表紙(先日のご紹介した写真)になったのです。
『タイガー・レイ』というリングネームで世界中を、転戦したり本当にボクシングを愛している男です。ロンドン、パリ、メキシコ、キューバ、ニューヨーク!
『様々な国のボクサーと拳を交えた。リングの上は何もない世界。人種、宗教、国籍も関係ない世界。それぞれの想いが、肉体が、ソンナものを飛び超えてしまう。』
『ボクシングはSEXだ。心も体もハダカになって、リングの上のふたりは拳を通して語り合い、確かめ合う。レンズを覗くと、彼の目は完全にふさがり、私の殴った跡がはっきりと刻まれていた。私はしばらくの間、シャッターを押さずにピントを合わせるふりをして、それを確認するように凝視した。自分の腫れた顔を隠しながら・・・』
『リアリティーがそこにある。血、汗、腫れ上がった目、曲がった鼻、パックリと切れたキズ、全てがそこにある。アイデンティティーがそこには、ある。初めて対戦相手の写真を撮った。』
DOG&GOD より
僕の知る限り、スポーツ選手では中田英寿しか表紙はしりません。
数々の有名人も撮たっり、CDジャケットなど実績は凄いものがあります。そんな過去の実績より、今の一枚の写真にこだわり続けている姿勢はさすが関根です。やはり、彼は本物のクリエイターです。
でも、とにかく一番驚いたのは、福山雅治主演の月9『ガリレオ』に、ボクサーのコーチ役として出演した事です。まさか、月9に出るとは・・・。
ビームスTで行われた写真展で、作品を見てからはずっとファンですね。関根の写真には、何だか熱いものを感じます。やっぱり、熱い男が撮る写真は違いますね!
熱いものが好きな人は、彼の自伝的フォトエッセイ『DOG&GOD』はお薦めです。写真は、もちろんですが文章も波乱万丈で面白いです。
関根や、ジョンローレンスサリバンの柳川君。二人ともボクサーです!
やっぱり、ストイックに戦ってきた人間は、何か持ってるものなんですね!
高校の時にも自慢の友人でしたが、もっと自慢の友人になってました。
そして、僕が彼を大好きな理由は変わらずシャイでお高くなってない所です。
あの六本木の思い出を、今でも笑顔で語りあい!そして、これから先の夢を語りあえる最高の親友です。
成功者は勘違いした時点で落ちいくようなきがします。
最後に
『チャンピオン。チャンピオンの世界。成った者にしかワカらない絶対的な世界。誰もがその領域のことを知りたがる』
DOG&GODより
おしまい・・・

