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30日早朝ののぞみに乗って阪急メンズ館のプレス・プレビューに行って来ました。ナビオのB1から5Fまで6層計16,000平米を使ってインターナショナルからストリートまで、こだわりメンズを集積するというので、ビッグコンベンション前の忙しい中を梅田まで出張りました。 6層と言ってもコアは1〜3Fの3層で、B1Fと4Fは従来型百貨店紳士服NBを格好よく並べ替えただけ。5Fはお兄系/ギャル男系からストリート系、スタイリッシュモード系のマルイ世界ブランドをコンパクトに並べたもので、メンズ館全体の中ではおまけ的。それでもコアの3層は超のつく目玉満載で、一見する価値はありそう。 まず1Fでは世界初メンズ特化の“ルイ・ヴィトン”や“ブルガリ”“ティファニー”などラグ・ブランドのメンズ特化ショップがズラリと並ぶのは壮観。伊勢丹メンズ館然としたメンズ・ファニシング〜革小物・バッグ、シューズの編集平場は内装やディスプレイこそ凝っているものの、オリジナルのシャツを除けば編集は凡庸で、御本家ほどのインパクトはない。2F「インターナショナルスタイル」には“ディオール”“グッチ”“プラダ”など人気のインターナショナルブランドがズラリ並ぶ他、野口強氏プロデュースの4クリエーター編集ショップ「クアドロフェニア」とトレンドブランド編集セレクトショップ「ガラージュDエディット」が注目。3Fの目玉はNYに次ぐ世界二号店たる“トム・フォード”に尽きる。スーツが438,000円を裾に60万円台、シャツも6万円台中心というバブル・プライスには腰が引けたが、オーデトワレは税込み10,500円とお買得。日本中のニューリッチたちから問い合わせが殺到しているとの事だが、なんだか遠い世界のようにしか思えない。 何時も混雑している伊勢丹メンズ館(9,900平米)に較べるとスペースが広い分、ブランドの箱ばかりが目立ってスカスカしたクール感があり、編集売場の運営力にも不安が残るが、関西で初めてインターナショナルモードを全面に押し出したメンズ集積として注目度は抜群。関西どころか西日本全域から“ファッショニスタ”(こだわり男)たちが押し寄せると期待されている。 けれど、世界大恐慌の瀬戸際で貧乏神に取り付かれた今の日本はモードだファッショニスタだと浮つく気分じゃないのでは。あんまりにも時代の気分と逆行するデビューに先行き不安は否めません。御本家たる伊勢丹メンズ館も時代の気分とチグハグな提案ばかりで買う気になれず、ひとつの時代の終わりを感じます。 今週木曜日はいよいよSPAC20周年ビッグコンベンションです。時代の気分を様々なデータで明らかにしてファッションビジネスのドラスティックな戦略転換を提ずる時代を画するコンベションになると思います。乞う御期待!! |




