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先週は火曜日に浦和パルコ、水曜日に有楽町マルイを取材し、これで今秋の主要新設商業施設を一巡しましたが、商品的にもVMD的にも何の感激もなく、小細工で誤魔化した新ブランド/業態の濫造にうんざりしたというのが実感です。 浦和パルコは70年代の錆び付いたゾーニング手法を引き摺ったままで、雑居ビルのリニューアル物件かと見紛う混乱と泥臭さが売りのようでした。あれもこれもちょっとづつという総花的構成で何処にも強みがなく、郊外大型モール並みのスペースを活かし切れておらず、わざわざ見に行く事はないと思います。有楽町マルイは悲願の銀座進出という事もあってか目一杯力が入っており、有力アパレルなどの新ブランド/業態をズラリとラインナップしていました。既存ブランドの構成を変えただけとか既存ブランドを組み合わせただけとか既存ブランドにセレクトや雑貨を加えただけというインスタントなものが大半でしたが、インパクトある新ブランド/業態もチラホラ。伊勢丹が平場的な統一環境を訴求するのに対し、マルイは平場まで路面店的なファサードを構えたインショップに統一しており、良く言えばノードストロム的、悪く言えばグランディオ的(駅ビル型)と表すべきでしょう。こちらの方は一見の価値があると思います。 過去数年の新ブランド/業態の命運を調べてみると累々たる屍の山で、無事に離陸したものは十に一つもありません。業界紙などで撤退が報じられるのはごく一部で、何時の間にか消えていくものが大半です。やめときゃいいのにと思ったものは100%挫折していますし、なんとかなるかなと思ったものも二つに一つは破綻しています。止める勇気、止める組織的手順(スクリーニング)がホントに必要だと思います。 新ブランド/業態の離陸条件の研究も佳境に入って来ました。10月26日のSPAC研究会での発表を乞う御期待です。 |




