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GWの前半は土建屋政治とイオンSCによって廃墟と化した故郷の街に久方ぶりに立ち寄りましたが、青春時代に散策した美しき山畑は道路と脈絡ないミニ宅地開発に分断され、見る影もありませんでした。水草が茂り魚影が走っていた清らかな小川やレンゲ畑も宅地に成り果て、かつては多くの画家が好んで住んだというこの城下町の面影は完膚なきまでに破壊し尽くされていました。年老いた両親が棲む屋敷町の一角こそまだ面影を残していましたが、空家となって朽ち果てた古屋が目立ち、老人だけがひっそりと棲むロストタウンに成り果てていました。 柳川や萩のような数少ない例を除き、日本中の地方小都市を皆、このような姿にしてしまった土建屋政治と開発至上主義を果たして文明と言えるのだろうか。旅行で訪れたフランスやイギリスの田舎町の美しき田園風景を想うたび、やり場のない怒りがこみ上げて来ます。今朝の新聞はイオングループが開発投資を倍増する事を伝えていましたが、これでまた廃墟となる街が増えるのでしょう。『SC栄えて古き街廃る、山河もまた荒れ果てる』などと詠いたくなってしまいます。 などと想いを巡らしながら、GWの後半は初夏のそよ風が吹き抜ける我が家の緑陰で微睡んでいます。八分咲きの薔薇達に囲まれて時の流れも忘れ、傍らで日向ぼっこする愛犬スヌーピーを薄目で見遣りながら寛ぎを満喫しています。ちなみに我が家の薔薇はつる薔薇からイングリッシュローズまで約50本あり、満開直前の今は400〜500輪が咲き誇っています。来週末のピークには600輪を超える花が咲き揃うのではないでしょうか。明日からはまた仕事に追われる日々が始まるのかと思うと、ちょっと憂鬱です。 ![]() |





