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『国民服』の時代が来た!

 2日のSPAC月例会は計画SCの適否をズバリ言い切って盛況の内に終わり、3日は東京郊外の某大型SCにリモデル企画の調査に出掛けました。週末はそのSCの来店客調査レポートなどを持ち帰って目を通しましたが、ゴミ出しの分類が変わるとかでルンルン妻から次々と指示が出て家庭用品の買い出しに奔走し、フィットネスに行く暇も無く週末が潰れてしまいました。
 その合間を縫って読み通したのが副島隆彦氏の『恐慌前夜』。隅から隅までなるほどと納得する事ばかりで、我が家の資産保全対策を決意しました。我が家のドル資産は既に撤退済みでしたが関連会社の資金運用にまだドル資産が残っており、損切り覚悟で処分を指示。加えて、すべての債権と外貨預金の処分を指示しました。我が家も銀行預金の分散と投資不動産購入、疎開農園確保を決意した次第です。ランティエ生活を保証されていたはずの永井荷風が敗戦によって金融資産を失い、食事にも事欠く生活を強いられた轍を踏む訳にはいきません。何があってもルンルン妻には苦労をかけたくありませんから、先を読んで資産保全の手を打ちましょう。
 これからの資産管理は幾ら増やすかではなく如何に減さないか消滅させないかが問われます。大手銀行にまで取り付け騒ぎが波及して銀行預金さえ危なくなる時代がすぐそこまで来ています。株や外貨預金の損で済んでいる内はまだ平和と言うべきでしょう。そんな恐慌時代にモードだトレンドだと浮ついたファッションを売り込むのは狂気の沙汰で、もはや『国民服』にしかビジネスチャンスはないのでは!“ユニクロ”“無印”に続く『国民服』の開発が急がれます。
 2008/10/06 09:23  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール

小島健輔(こじま けんすけ)
小島ファッションマーケティング代表
感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。

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