|
||
アクセルペダル問題のリコールが後手に回った挙げ句に業績回復の牽引役だったHB車のブレーキシステムまでリコールせざるを得なくなったトヨタ自動車は踏んだり蹴ったりで、ちょっと可哀想になってしまいます。米国政府のアクションは政治的な吊るし上げの様相を呈し、米国世論も手当りしだいの浮気がばれて選手生活の中断に追い込まれたタイガー・ウッズ氏と並べて扱き下ろすなど、トヨタは不況と高失業率に苦悩する米国の鬱憤を晴らそうとする‘魔女狩り’の標的にされた感があります。 民主的な国是を謳う米国ですが、ペリーの黒船を並べての脅迫開国から始まって30年代の日系移民差別と大平洋戦争中の理不尽な日系人強制収容、戦後の東西冷戦期における日本列島の防波堤化、未だに不平等が色濃く残る日米地位協定、70年代の日米繊維摩擦がもたらした日本繊維産業の抹殺や90年代の流通開国強制、東京大学が開発したOS「トロン」の圧殺・・・・・・自国の利益や世論を満たすために弱者を威嚇と暴力で屈服させる帝国主義的な手口は民主的とは言えませんネ。 そんな米国をパートナーとして信頼し続ける事に民主党政権が二の足を踏むのもやむを得ないでしょう。米国政府と米国世論のトヨタ叩きを見ていると、この国の暴力的本質を感じます。元はといえばトヨタの対応の遅れから発した問題ですが、日米の相互不信に油を注ぐ事態に発展しました。日本国民の明日の平和と繁栄を約束する新たなパートナーを求めるべき時が来ているのかも知れませんネ。 |




