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会社に勤めながら国内の大学院に通ってMBAを取得できるという情報に、体中に電気が走りました。その頃の私には、大きな会社のトップエリートが米国や英国に派遣されるものという程度の認識しかありませんでした。すなわち、全くMBAを自分ごととしては考えたことはなかったのです。 しかも、自宅も会社も神戸でしたので、経営学では慶応、一橋と並ぶ神戸大学が足元にあるではないですか。早速、情報収集に走りました。情報収集の過程で、その後大変お世話になる恩師、加護野忠男先生からのとても先生らしいコメントを頂戴いたしました。 大学時代のゼミの恩師である、岡山大学の山口和秀先生のテニス仲間の先生が、その後神戸大学の経営学部に移っておられたという情報をキャッチしたので、さっそく山口先生にその教授を紹介していただきました。ところが、その先生は受験をしようとしている当事者と事前に接点をもつことは倫理的に憚られるということで、丁重に断られてしまいました。 “それは、そうだろうな…”と素直に引き下がった私でした。“でも、硬いこと言うなぁ”と「柔らか業界」に属していた私は愚痴ったのでした。 |




