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私は高校時代は理科系でしたが、大学は法学部に進んでしまいました。 12歳のときに当時の中一時代という雑誌の漫画で、離島での災害をアマチュア無線家の少年が救済するというストーリーを読んで感化されて、アマチュア無線の免許を取得したのがきっかけで、将来は電子工学系に進みたいと真剣に考えていました。 勿論、高校に進学してからは理科系を選択したのですが、体育会にはまってしまった私は、数UBと物理から挫折が始まりました。数学でのつまづきの始まりは“ベクトル”と“数列”からでした。数Tは共通一次の最初の年度に200点満点だった(自己採点ですが)のですが、数UBになって訳が分からなくなってしまいました。 後になって、数学とは実は哲学だと知ることになり、それ以降はいろんなことが理解できたのですが、当時そのように指導していただける師もいなかったことから、単なる小手先のテクニックとしての入り口は完璧だったのですが、本質的内容に入ったところでアウトでした。 同様に、物理の世界でも“ドップラー効果”のあたりから、かなり怪しくなり、“慣性モーメント”のあたりでは終わってしまったのが私の青春時代の結末です。 08AWから、MDボックスを作成して、VMDまで連動した店頭展開にトライしているクライアントがあるのですが、立ち上がりの商品は投入したのだけれども、店頭はセールを引っ張りたがって、計画値を下回っているのが現状だと…。 そこで引用したのが“トリムタブ”のお話です。トリムタブとは、船舶の舵を動かすための舵のことです。中東から石油を運んでいるようなタンカーは舵を切ってから船の向きが変わるまで数キロかかるそうです。もの凄い慣性モーメントが働いているからに他なりません。 さらに、そのような大きな船の大きな舵を切るためには、大きな舵を切るための小さな舵が必要で、それがトリムタブなのです。 今、私達が着手しているのは、大きな船の向きを変えるための大きな舵を切るための小さなトリムタブを動かしたところに過ぎません。トリムタブが動いて、確実に舵は切れ始めている筈ですが、大きな船体が向きを変えるには少し時間と距離が必要となります。 それでも、一刻も早く成果の程を実感したいのは世の常。ブリッジで「取り舵いっぱい」と声を張り上げている私達にとっては、ドキドキする毎日が続きます。 |




