朝起きてみると、一面の雪景色。軽井沢でのちょっと早いクリスマスは白一色で始まった。大賀ホールでのプラターズのコンサートに行くために前日入りし、準備をしていた私達に、雪は嬉しい期待はずれだった。ホワイトクリスマスにプラターズと舞台はそろっていたが、演奏の最中に何度も腕時計をみるシンガーの姿に集中力をなくしたことと、あいにくオンリーユー一曲だけしか知らなかったこともあり、私にはちょっと消化不良気味のコンサートであった。その思いはプラターズファンの友人たちも同様だったようだ。その後の食事会では大いに音のはずれ具合の話でもりあがった。期待が大きすぎたせいでもある。思えば、彼らも立派なシニアだから、日本ツアー最終日ということでお疲れだったのだろう。きっと。
クリスマスプレゼントは思いもよらず、娘から手作りの兎の置物をもらった。オランダの美術店で見たふくろうにインスパイヤーされて始めたふくろう作り。ふくろうが幸せのシンボルということもあり、陶土を使って作品づくりはかなり年季がはいってきている。兎はふくろうに続く第二のキャラクターである。
その作品のひょうきんさもさることながら、母を喜ばせようと陶土をこねている娘の姿を思い浮かべると、そのひたむな心に感謝した。そして、圧巻はカードのメッセージ。涙なくして読めない。その本音のメッセージはなにものにも代えがたいものがあった。普段いえないことをクリスマスカードに託す。これは本当の意味でのクリスマスプレゼントかもしれない。モノをあげるだけでなく、1年の感謝を言葉にする。その小さな勇気があれば、たくさんの人が幸せになれる。クリスマスってそんな日のことかもしれない。
追伸
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