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友人夫婦に招かれて、京の都をどりを見に行った。祇園の舞妓さん芸妓さんたちが日ごろの精進を発表する場とあって、お贔屓さんも多い。華やかや舞台の裏では、涙ぐましい努力がされているのはどこの世界でも同じだが、ひとつ違うのは舞台がはねた後、彼らにはお座敷という本業が待っていることだ。 踊りを見た後、一見さんお断りというというあの祇園一力に初めて足を踏み入れた。赤茶色のヘイの中はどんなだろう、と前を通るたびに思っていたあの一力である。そして、そこにあらわれたのが、先ほど舞台に上がっていた舞妓さんと姉さん格の芸妓さんたち。舞台前にお茶をたててくれた芸妓さんもきてくれた。 彼らは美しいだけでなく、とにかくかわいい。気配りもすごい。話もうまい。そして、なによりも上品であった。背筋をピンとのばし、どんなしぐさも舞いのような型をもっている。こんな女性たちに囲まれたら、女性の私でもいい気分になってしまうのだから、男性たちはなにをかいわんや。仕事で参加できなかった夫が本当に悔しそうにしていたのが分かる気がする。 祇園がいい大人のボーイズクラブだと聞かされたいたが、実際にいってみたら、納得がいった。舞妓、芸妓という職種の一流のビジネスウーマンが美しく働いている祇園。それはまさに日本の高級ブランドのひとつといえる。 |






