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機内での快適は人、食事、トイレが決め手。
極寒のNYに再び飛んだ。成田出発時の天候は雪。「NYは寒い寒い」と周りの人から脅かされていたので、かなりの覚悟でJFKに降り立った。しかし、アップルシティは拍子抜けするほどの青空。温度も4度と嬉しい期待はずれだった。「昨日は極寒でしたよ」と迎えの車のドライバーが話していたので、ラッキーだったのかもしれない。

さて、機内での話し。今回もJALで飛んだ。特別無料航空券というありがたいメリットを使わせていただいての旅である。席といえば、本来前方が好みの私であったが、今回は無料だから、後方でもしかたないと諦めて搭乗した。というのも、キャピンアテンダントは座席の区域によって担当が決まっており、大体ベテラン組みは前方の座席区域を受け持つからだ。(と勝手に私は理解している)。アテンダントの質によって、フライトが快適かどうかきまってくる。今回は後ろから2席目ということもあり、まったくアテンダントには期待をしていなかった。

しかし、これは見事にはずれた。なんと、ベテラン風の素敵な女性が優しい笑顔を振りまいてお迎えしてくださり、快適なサービスをしてくださったのだ。前回も思ったけれど、やはり、かゆいところに手が届く。マニュアルにないひと行動が出来る。これは長年の経験によって自然に身についたものだろう。たとえば私はいつもペリエに氷とレモンをいれたものを頼むのだが、NYにつく寸前まで阿吽の呼吸でいつも冷えたペリエをサービスしてくれた。機内は乾燥しているので、これは大いに助かった。お陰で肌はつやつや、むくみ知らずのフライトが楽しめた。

食事も珍しく、和食を頼み、煮凝りのみを残してほとんどを完食。味もよくなり量も多すぎず少なすぎず。専門家達のリサーチがきっちりと活かされている感じであった。機内食は奇をてらわず、お母さんが作ったお弁当のようなもののほうが食べやすい。もちろんこれは私の感想であるから、他のお客さまが同じとはいえない。一時期、すべての日本の航空会社が食を競い、奇をてらったことがあったが、所詮機内でのサービスは限られている。その制限された中での一番を考える。そのヒントはやはり、日本のお弁当にあるのではないだろうか。

たとえば、出張で新幹線に乗る前に東京駅の大丸の地下でよく買っていたなだ万のチラシ弁当。2500円くらいするのだが、早く行かないと売切れてしまうほどの人気だ。お客様は美味しい物を本当によく知っている。これひとつで、普段とは違ったちょっと豪華な旅気分になるから不思議だ。

さて、トイレについてであるが、これは素晴らしく改善された。いついってもシンクの水しぶきまでふいてある。もちろん、こちらも使用後は鏡の水しぶきまで拭いてでてくる。いわゆる清潔連鎖である。キレイはつづく。また逆も真なり。トイレのドアを開けるのが怖くなくなった。欲を言うならば、もう少しデザインや素材がファーストクラスのようにおしゃれだといいのに、なんて。いつの日か叶うことを期待している。




 2008/01/25 13:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
蟹瀬 令子(かにせ れいこ)
上智大学文学部英文学科後、博報堂に入社し、コピーライターやコピーディレクターとして活躍。
1999年、「ザ・ボディショップ」を日本で展開するイオンフォレストの代表取締役社長に就任。
ケイ・アソシエイツ代表として、外資系企業、および国内企業のブランディング、マーケティングを手がける。2007年スキンケアブランド、LENAJAPONを立ち上げ現在にいたる。

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