|
||
昭和女子大学長の坂東真理子さんの近著「女性の品格」が売れている。なんと、もう40万部を超えるという。「真理子さんにファッションについての品格をいわれたくないわね」と憎まれ口をたたいたのはほんの2−3ヶ月前。リーダーシップ111という女性グループでシンポジウムを開いた日の控え室でのことであった。出来立てほやほやよ、とニコニコしながら、手渡してくれた本をパラパラと開いていった私のきつい一言。なんと品も格もないことか。それに引き換え、言われた真理子さんは「ほほほ、そうでしょ、蟹瀬さん」とこれまた上品。一本とられた。格のある人は流石に違う。こんな場面でおこったりしない。 本は60の小文で成り立っているので、読みやすい。そのひとつに「花の名前をしっている」というのがある。確かにバラやチューリップなどではなく、野に咲く花や、野菜の花、田舎道に咲くしば桜や彼岸花なんて名前がすらすらいえたら、突然、格好良く見える。さらに木の名前まで知っていたら、しかも英語で言えたりしたら、すこぶる教養深き人にみえる。 子供のころ育った家では花の名前などは毎日の生活の中で自然に覚えられたものだ。同居の祖父母などが植物の素人先生だったように思う。しかし、残念なことに、今の時代は意識をしないと覚えられなくなってしまった。 「品格」といえば、ちょっと前に日テレの水曜ドラマ「ハケンの品格」というのがあった。篠原涼子演じるハケンがやたら格好いい。ハケンとして分をわきまえ、プロとして仕事をする姿。ハケンなのに、正社員より優秀。しかし、その立場をわきまえ、決して、正社員より前に出ようとしない。黒子に徹する。劇画タッチであったが、「現実にあるよね、こんなこと」と妙に頷きながらみていた。ハケンを差別して正社員の立場に胡坐をかいている輩の品格のなさを言いたかったのかな、このドラマは。わかるような気がする。 そして、最初に「品格」が登場したのは数学者、藤原正彦先生の「国家の品格(新潮社)」である。「今、日本に必要なのは、論理より情緒、英語より日本語、民主主義より武士道精神であり、『国家の品格』である。」 そのとおり、そのとおり、と手を打ちながら読み進んだのを覚えている。 ここまで「品格」が出揃うと、やはり、「男性の品格」って本が欲しくなる。 そして、品格の条件にはぜひ、次の項目をいれてほしい。「エレベーターはレディファーストに」「次の人のためにトイレはきれいに」「勤務時間にスリッパははかない」「爪と歯と靴はいつもピカピカに」「きれいな日本語をはなす」「肩書きで威張らない」「若い女性をじろじろみない」などなど。 品格って本当にむずかしい。この年代になると、特に、意識をしないと言葉遣いや行動が下品になる。そうなると、もっと醜くなる。年をとってこそ、大切なこと、それが品格かもしれない。真理子さんの本をよんで、勉強することにした。 シェイクスピアの「お気に召すまま」の中にこんな一文がある。”Maids are May when they are maids, but the sky changes when they are wives.”其の通り。娘は娘であるときは五月のようにここちよいが、女房になったとたんに様子がかわってしまう。娘のときは品格がなくてもその若さゆえに許されるが、品格のない中年女房は嫌われる。ご用心、ご用心と自分にしっかと、いいきかせた。もう、品格の年代に突入している。 |







令奈ちゃんの同級生です(^^;『やっぱ、「自分ブランド」でしょ!』読みました☆
そして、蟹瀬さんの本と同じ時に買ったのが『女性の品格』でした!中野の本屋さんで自分への投資だからと思って、2千円弱しか持っていなかったのに、全部使ってこの2冊を買ってしまいました笑。
なんだか自分とリンクしたような気分衣なりコメントしたくなってしまいました。
ブログは毎回楽しみに拝見させて頂いています!
『やっぱ、「自分ブランド」でしょ!』本当に良かったです!凄くためになりました!!!たくさんのスパイスの効いた美味しいスープみたいな本でした☆
今は私の彼がこの本を読んでいます笑☆きっとこれからいろんな人のところにまわっていきます!
素敵な言葉をありがとうございました☆栄養たっぷりでした♪