サロン内では、スタイリストさんがお客さまに対し、
「今日はどのようにいたしましょう?」と声をおかけ
するところからカウンセリングが始まります。
『ジャパニーズスタイルが好きなので、日本人っぽく
仕上げてほしい』
マレーシア人のお客様の多くは、だいたい上記のよう
にお答えになります。
ところが、こうした方々のほとんどが「ジャパニーズ
スタイル」に対する具体的なイメージをお持ちではな
いことが分かってきました。
それも、当然と言えば当然のこと。政治や経済の内容
なら新聞やインターネットを通じて情報があふれてい
ますが、ファッションについては、日本のトレンドが
タイムリーに入ってくることはまずあり得ないからで
す。
ということで、サロン内では絶えず、お客さまとスタ
イリストさんとの間で、「ジャパニーズスタイル」の
実体作りが黙々と行われていきます・・。
残念ながら経営者は、その共同作業に加わることがで
きない身。その目には、非常に困難な作業に写るので
すが、イメージが完成した際には、それはオリジナル
のスタイルとして仕上がっていきます。
長い道のりではありますが、こうしたオリジナルを積
み重ねていくことが、ブランド構築につながっていく
ようです。 |