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なにがどうなってるのか、信じられないくらいの高熱が5日 ほど続きました。 つらかった。 薬がきらいなんです。だから、最初のうちは解熱剤ものまず に、時間の経過と発熱の相関関係やもうろうとする意識の中 でどこまで思考能力を保てるかなど、どこにも発表しようの ない研究に精を出していました。 研究の成果もむなしく、そのうち現実と夢の境目が分からな くなるほどの熱にうなされ、おそらく一晩のうちに7回ほど シャツを代えた後、エアコンを入れました。 一瞬、暑いのは熱帯なのにエアコンを切ってるからだと、ど こかの思考回路が外れたひょうしに、わらにもすがる思いで 考えついたんです、きっと。クーラーさえ入れれば、灼熱か ら逃れられると。 次に体を襲ったのは文字通り悪寒でした。ちょうど、ロシア に漂流した大黒屋光太夫を題材にした「おろしや国酔無譚」 を読んでる途中でベッドに入ったので、それはもう悪夢のよ うな寒さで。 あり得るはずもないんですが、なんせ体ごと狭間に飛び出し ている状態なので、凍傷になるんじゃないかと、凍傷がなん たるかも知らずにおびえていました。そんなことより先にエ アコンを消さなきゃ。 ところが、今度は熱帯なのでふとんがない。いつもうすいタ オル地のブランケットしかかけないので、どこをさがしても その上から保温するものがない。しょうがないから体を丸め て何度も寝返りを打ち・・・。 とここまで書いたところで、なんか熱っぽいような錯覚にお そわれたので、いったん手をとめます。 続きはまた、元気になったら書きます。 では、では。 |




