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チャップリン再び
映画は見たことがなくても“喜劇王”チャーリー・チャップリンの名前は誰でも知っている。彼は戦争の時代にあって平和を訴え続けた映画人で、ヒトラーを痛烈に批判した「独裁者」は不朽の傑作と言われている。左右両派から攻撃を受け、米国からも追放されるなど波乱万丈の人生を生きた。

大の親日家で戦前、戦後とたびたび来日。1932年5・15事件では犬養毅首相との面会予定をキャンセルしたことで暗殺を免れたという。

没後30年。今、再びチャップリンのブームが起きているという。彼が愛した街、京都では3月24日から4月1日まで「第2回チャップリン国際シンポジウム」が開催される。問い合わせは日本チャップリン協会075(755)6327。

ところでチャップリン・キャラクターによる商品化も本格化しそう。版権はピーターラビットで知られるコピーライツ(英)が保持しているが、同社はチャップリンと50年以上前に契約し半世紀にわたり更新し続けてきた。同氏直筆の契約書も保存しているという。メンズ関連を中心に秋から様々なチャップリン製品が登場する。
 2007/03/29 14:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

夢を担うJFW
ジャパンファッションウイーク(JFW)が閉幕した。日本橋に設えた特設テントを中心に、連日東京コレクションが華やかに繰り広げられた。ジャパンファッションをアジアへ、世界へ押し出す、という大きな目標を掲げるJFW。海外バイヤーの注目度は高いとは言えないが、世界と比較して、クリエーションのレベルで優るとも劣らないデザイナーは少なくない。時間はかかっても、世界への挑戦は続けなくてはならない。

海外で活躍する日本人デザイナーは海外に同化するのが常だった。東京がファッションの発信地となり、世界のバイヤーが集結する。まだ“夢”のような話しだが、夢を捨ててはなるまい。

日本発のアニメやキャラクターが海外で人気を集めている。その代表格「キティちゃん」は国内外1000社と契約し、世界60カ国で商品化されている。子供向けキャラだったのを、90年代に大人路線も推進し、これが海外人気を加速した。「キティちゃん」もいきなり成功したわけではない。しつこく、しぶとく、夢を追い続けてきた結果だ。

日本繊維新聞は会期中、5日連続で臨時号を発刊し、東京コレクションの全貌を報道した。それを通してみると、東京にはパリ、ミラノと違うクリエーションの世界があるということを改めて感じる。世界への挑戦は個々のデザイナーの課題であると同時に、ファッション業界の未来を切り開く鍵でもある。1歩1歩、あせらず実績を積み重ねていってほしい。
 2007/03/28 11:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

JFW開幕、本紙号外発行(13−16日、19日)
ファッションも東京発に、との意気込みでジャパンファッションウイーク(JFW)が開幕しました。12日は甘利経産相がファッションショーのモデルを務めたり、安倍総理が帝国ホテルで行われたパーティーに出席するなど、国の後押しも並々ならぬものがあります。

連日、日本橋・特設テント会場を中心に行われている東京コレクション。他会場でのコレクションも合わせると、この期間に約50人のデザイナーが秋冬コレクションを発表する。なんだかんだと言われても、これだけのデザイナーが集中して開催すれば迫力は増す。

日本繊維新聞は、13日から連日、会場と都内百貨店、ファッションビル、セレクトショップで東京コレクション号外(カラーブランケット4頁)を出します。ぜひ、手にとってください。旬の東京コレクションがひと目でわかります。
 2007/03/14 09:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ルカ・リトリコ社長「テーラーに顧客が戻ってきた」
伊3大メンズテーラーの1つ、リトリコの3代目社長、ルカ・リトリコさんが来日したのでインタビューしました。彼は2代目フランコ・リトリコ前社長の逝去に伴い04年に社長に就任しています。年齢は36歳。

今回は取引先のアクア・グラツィエのコレクションに合わせ来日したのですが、8日香港に飛び、10日に日本に戻り12日帰国と、あわただしいスケジュールで、ビジネスも順調のようです。

リトリコのアトリエには15人のクチュール縫製技術者、イタリア語で“サルト”が働いています。

一般のサルトは普通に働いていれば別荘が持てるくらいの収入があるそうです。ところが90年代以降、有力テーラーがプレタに転進し有能なサルトがいなくなってしまったと嘆きます。今、再び顧客がテーラーに戻ってきているそうですが、サルトの数が減少したので、彼らは、より高賃金になった、と話してました。

テーラーで世界に通用するのは伊と英。「英のテーラーは、サビィルローに象徴されるように、伝統の上にステイタスをうまく演出している。伊はトレンドを取り込むのでプレタ化しやすい」と違いを説明します。

リトリコは、30年以上前に大手素材メーカーが導入したこともありましたが、今はメンズのセレモニースーツをアクア・グラツィエが輸入しているのみ。テーラーを核とし、その下クチュールプレタ、及びプレタを展開する構想はあるのですが、「リトリコ本来の服とイメージをしっかり消費者に提供していくことが前提」と、単なる拡大のための戦略には消極的。「われわれのポリシーを理解してくれるパートナーを歓迎します」とルカ社長は言ってます。
 2007/03/07 09:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
http://www.nissenmedia.com/

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