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右脳左脳
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TVゲームをやりすぎると思考能力のない「ゲーム脳」になるという学説がある。逆に良い影響を与えるゲームもある。認知症の防止によいということで、麻雀が再び人気を呼んでいる。愛好者は減少し、今では麻雀荘もなくなったが、指先を使い、頭を使い、たしかに脳を活性化させるゲームではある。ゲームはプレーヤーに知的刺激を与える。かつては昼休み、あるいは終業後、学校や職場で同好の士が将棋や囲碁を指していたものだ。勝負にこだわりながらもコミュニケーションの時間でもあった。昨今は、ほとんどみかけない、懐かしい風景だ。
将棋は右脳(感性)、左脳(記憶・計算)50%ずつ、囲碁は右脳80%、左脳20%のバランスで使うのだという。プロは瞬間で数百手を読む“脳力”の持ち主。数手先しか読めなくても、頭の訓練にはなる。オセロは100%左脳、チェスは将棋とオセロの中間という。
コンピュータソフトもじわじわと実力をつけ、名人の領域を侵しつつある。左脳勝負のオセロは左脳100%のコンピュータにもはや適わない。チェスもいい勝負となっている。将棋はまだ人間の方が強いが、プロ棋士の間でも近い将来「危ない」という認識がある。囲碁の“陥落”はまだ先らしい。
ちなみに最近の子供達は将棋も囲碁もしない。できるのはオセロとTVゲーム。このへんにも昔の子供との違いが出ているのだろうか。脳はバランス良く使わないといけない。 |
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値段を認証して……
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ドイツ人の社長を囲んでドイツ料理店で食事をし、「食」の話しになったとき、世界の料理で最も評判が悪いのが英国だった。そういえば寡聞にして英国料理店の看板を見たことがないし、その種の話しはよく耳にする。ただし、食したことがないので判断はつきかねる。ちなみに米国料理は話題にも上らなかった。
これに対し日本料理の評判は世界中どこでも良い。ブームに便乗して、海外で中国料理店や韓国料理店から日本料理店に鞍替えし、日本料理とは名ばかりの看板に偽りありの店が増えている、という理由で、日本貿易振興機構が正統日本料理店に認証を与えることになった。そう言えば、筆者も海外で寿司店に入り、ステーキみたいな刺身を出され閉口したことがある。認証があれば安心して入れる。
日本にはイタリア料理、フランス料理をはじめ、さまざまな国の料理店が軒を連ねているが、立場を変えて、同じ基準で眺めるとどうなるのだろう。日本人の味覚、食習慣に合わせ、海外料理の看板を掲げていても本国とはかなりかけ離れた料理になっている可能性もある(食通ではないので断定はしない)。それでなくても、日本人は海外の文物を日本にうまく適合さ
せる特質を持つ。料理も同じだ。認証制度があれば、以って非なるということで、困る店も出てくるのではないか。
レストラン関係の記事を読むと、日本人シェフのフレンチやイタリアンの料理店で食材や味の割に高い、といった論評をよく目にする。このへんを認証してくれると利用する際の参考になる。 |
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企業の不祥事に思う
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「食品は賞味期限、消費期限があるからたいへんだ」「食品事故は直接健康に影響するけれど、衣料品は不良品だからといって死ぬことはないし……」
あるアパレル関係者の雑談。不二家の不祥事は社長の辞意に発展し、さらに企業の存続が問われる事態になっている。雪印乳業のケースにみるように、食品企業が安全管理を怠り、そのことを隠蔽したことが発覚した場合、消費者の信頼を全面的に失い致命的なダメージを負う。
それにしても、大企業の不祥事が目立つ。銀行・証券、家電、自動車といった日本の産業を支えてきた業種で不祥事が相次いでいる。利潤追求、厳しい競争原理の中で、企業モラルは二の次にされているということなのか。
それに対してアパレルは気楽だ、というへんな慰めの会話だが、果たしてそうか。衣料品だって、不良品を承知で販売すれば信頼を失うことに変わりはない。不良品を手にした消費者は当該商品のブランドを2度と購入しないだろう。販売した店も同罪に見られる。また他社の模倣品の販売も企業の緩慢な死を招く。失った信頼を取り戻すためには、膨大な努力が求め
られるが、努力を重ねても取り戻せないかもしれない。
アパレルは欧米の物真似をしていると言われた時代もあったが、今や1つの極を構成し欧米に対抗するまでに成長した。不良品や模倣品は、長年の信用をあっという間に突き崩してしまう。他業種の企業の不祥事を見るにつけ、ファッション産業の健全な発展を願う気持ちが強くなる。 |
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未知の課題に突き進む年
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イノシシは日本に広く分布する。昨今は生息地を広げ市街地にも出没し人間に危害を加えたり農業や林業に被害を与えたりするが、神経質で臆病な動物だ。日本各地にイノシシの肉を用いた鍋料理が伝わっている。肉は万病を防ぐと言われ、イノシシは無病息災の象徴とされてきた。まずは、それにあやかりたいものだ。
景気回復期は59カ月(06年12月)を超え、いざなぎ景気(57カ月)の記録を更新中だ。経済界は大方07年も景気回復は持続すると予測する。景気は「良い」にこしたことはないのだが、企業収益の改善が可処分所得の増大をもたらし個人消費を押し上げた過去の回復期に対し、収益が家計にまでは回らず、回復の実感が伴わないのもたしかだ。身体に例えると、
現状は健康状態なのかどうか。
21世紀の日本は高齢社会、人口減社会への対応が急務となっている。厚生労働省の推計によると、06年の出生数は108万6000人で6年ぶりに増加したという。出生率も前年の1.26から1.29前後に上昇した。それでも総人口は2年連続減。出生数増大も一時的な現象で、07年以降減少が続く。子供がほしくても産めない、持てない、という社会が健全であろうはずかない。
07年の新成人は139万人。丙午(66年)生まれが成人となった87年の136万人に次いで少ない。団塊世代の先頭が還暦・定年を迎え、いよいよ増えていく老人と減少する若者。かつてない人口構造はマーケットに大きな影響を及ぼす。07年は未知の課題にひるまず突き進む年となる。 |
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