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全国的に店舗を拡大している婦人服専門店チェーン、ハニーズ本社(福島県いわき市)を訪れた。06年度は当初150店舗を予定していた新規出店が168店舗に増え、直営店は700店舗を超えた。5月期は売上高は計画(544億円=前期比31・3%増)を達成し、経常利益は計画(83億円=25・5%増)をやや上回る見通しだ。 出店要請が引き続き多いことから、07年度も150店舗は出店することになるだろう、と江尻義久社長は言う。店舗単位でしっかり収益を上げ、自社都合の撤退は年間数店程度。拡大路線はしばらく続きそう。 躍進の原動力は独自のSPAシステムと利益管理体制だ。昨年、物流センター(いわき市)の処理能力を2倍に拡大、1400店舗、1店舗1億円とすると、1400億円規模にまで対応できる体制を整えた。同社は中国生産がほぼ100%。うち6割を東日本、西日本のコンテナに分け各店に直接配送し、残り4割は物流センターに入れ店頭の発注に応じ即日発送している。物流コストは対売上比は1・9%にとどまる。 仕組みの1つ1つを実践の、試行錯誤の中から生み出してきた。昨年、全店舗から本社企画部門に売れ筋や店舗に集まる生の情報が日々集中する体制を作った。これにより、商品の精度は一段と高まった。また中国生産は中国、韓国資本の縫製工場だが、“お任せ”ではなく、毎月1回担当者が来日し、本社で打ち合わせを行うことになっている。こういう積み重ねが成功をもたらした。 中国販売も本格化する。フランチャイズを合わせ5月期末で37店舗を展開しているが、07年度は50店舗の出店を計画している。商品は日本と同一だが、ファッション性に加え現地価格で100−150元という買いやすさが受けている。中国市場では09年までに150店舗、100億円の規模に持っていく計画だ。 ヤングカジュアル婦人服市場は全体でみると決して楽観はできない。しかし、「まだシェアは伸ばせる」と江尻社長は強気だ。 |





