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日本のマネキンの歴史をひもとくと、人形と人体模型に行きつく。島津良蔵氏が京都に創業した島津マネキンは後者に属し、わが国のマネキンのパイオニアだ。現代マネキンの礎を築いた人は彫刻家で七彩工芸の創業者向井良吉氏と言われている。戦後、復員した向井氏は、島津氏と協力し、マネキンを復興させた。 マネキン業界の発祥と離合集散はちょっとしたドラマだ。マネキン素材は石膏から始まり、現在はポリエステル強化プラスチック(FRP)が主だが、時代とともに、こちらも変化していく。 杉野学園衣裳博物館開館50周年を記念した「マネキンの黎明期」展(協力・七彩、後援・品川区教育委員会)が24日から始まった。 1957年開館以来、創設者杉野芳子氏が依頼した向井良吉、村井次郎、ジャン・ピエール・ダルナ、大森達郎、清水凱子ら日本のマネキンの基礎を築いた彫刻家の作品30体に杉野氏の同時代の作品を着せて展示している。展示は8月7日まで。時代ともに変化していくマネキンを理解するには格好の展示会だ。 6月23日午後2−4時、同展開催に合わせた特別記念後援会を杉野学園4030教室で開く(無料)。 申し込みは03(5742)6837品川区教育委員会 |





