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インナーアパレル・メーカーの団体である日本ボディファッション協会(塚本能交会長=ワコール社長)が設立30周年を迎えた。ワコールという大巨人がいて、第2位トリンプは外資。残り専業系メンバーは中小企業という特異なメンバー構成で、協会運営は必ずしも順風満帆とばかりはいかなったと思われるが、その時々の業界の課題に共同で取り組もうという30年間の努力は評価できる。 協会設立以来のメンバーで、今日ではインナーの扱い比率は少ないという企業もある。消え去った企業も少なくない。30年の歳月はインナーに限らず業界地図を塗り変えてしまう。インナー業界も巨人1社という姿は変わらないものの、ビジネスの構造は大きく変わった。「価格競争では生き残れない」というのが中小インナーメーカーの共通認識だ。では、どこに付加価値を見出していくのか。特徴を発揮し限られたマーケットの中でシェアを伸ばしていくのは容易ではない。 とは言え、中小インナー企業を個々に見ていくと、国内生産子会社を維持している企業、こだわりの素材を商品化している企業、妊婦用の下着を開発している企業などそれぞれ得意分野を持つユニークな企業群だ。巨人と並んで、こうした個性的な企業が競うことで市場は広がり業界は活性化していく。 |





