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「ケセラセラ」も大切
今週はゴールデンウィーク。最大9連休の会社もあり、海外に出かける人も過去最高になりそう浮かれてばかりはいられない。新入社員や新入生が環境に適応できず精神的に不安定な状態に陥る「5月病」(ごがつびょう)は連休明けに多い。とくに新社会人に、この症例が増えているという。

新しい生活に適合しようと夢中で働いている間はいいが、環境にようやく慣れ始めたころ、溜め込んだストレスなどにより無気力になったり食欲不振になったりする。「5月病」に限らず、周囲になじめず人知れず悩むことは誰にもあることだが、当事者にとっては出口は見えず、アドバイスは何の役にも立たない。対症療法はあるものの、根本的に解決できる処方箋はなく、最終的には自身で乗り切っていかなければならない“病気”だ。

「5月病」に罹る人は、どちらかというと几帳面なタイプの人が多いらしい。理想を追い求め、現実との落差に少しずつストレスを溜め込んでしまう。「5月病」の“予感”のある新入社員に役に立たないだろうけれどアドバイスを1つ。仕事もプライベートもそうそう自分の思い通りにはいかないのが人生。ケセラセラ(なるようになるさ)と割り切って、大型連休で英気を養ってほしいものだ。

これは新入社員だけの話しではない。転勤、異動、定年、転職など環境が大きく変わったとき、判断力も経験も豊富な中高年でも似たような状態に陥る。こう書いてきて、筆者にもその兆しがあることに気がついた。なるようになるさ――連休中は、せめてリラックスしようと思う。

            
東京本社統括 古橋温夫

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 2006/05/08 10:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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