« ケータイを持たない娘 | Main | JFW開幕、本紙号外発行(13−16日、19日) »
ルカ・リトリコ社長「テーラーに顧客が戻ってきた」
伊3大メンズテーラーの1つ、リトリコの3代目社長、ルカ・リトリコさんが来日したのでインタビューしました。彼は2代目フランコ・リトリコ前社長の逝去に伴い04年に社長に就任しています。年齢は36歳。

今回は取引先のアクア・グラツィエのコレクションに合わせ来日したのですが、8日香港に飛び、10日に日本に戻り12日帰国と、あわただしいスケジュールで、ビジネスも順調のようです。

リトリコのアトリエには15人のクチュール縫製技術者、イタリア語で“サルト”が働いています。

一般のサルトは普通に働いていれば別荘が持てるくらいの収入があるそうです。ところが90年代以降、有力テーラーがプレタに転進し有能なサルトがいなくなってしまったと嘆きます。今、再び顧客がテーラーに戻ってきているそうですが、サルトの数が減少したので、彼らは、より高賃金になった、と話してました。

テーラーで世界に通用するのは伊と英。「英のテーラーは、サビィルローに象徴されるように、伝統の上にステイタスをうまく演出している。伊はトレンドを取り込むのでプレタ化しやすい」と違いを説明します。

リトリコは、30年以上前に大手素材メーカーが導入したこともありましたが、今はメンズのセレモニースーツをアクア・グラツィエが輸入しているのみ。テーラーを核とし、その下クチュールプレタ、及びプレタを展開する構想はあるのですが、「リトリコ本来の服とイメージをしっかり消費者に提供していくことが前提」と、単なる拡大のための戦略には消極的。「われわれのポリシーを理解してくれるパートナーを歓迎します」とルカ社長は言ってます。
 2007/03/07 09:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://apalog.com/furuhashi/tb_ping/49


コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント


プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
http://www.nissenmedia.com/

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
月別アーカイブ
最新トラックバック
最新コメント

http://apalog.com/furuhashi/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集