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伊3大メンズテーラーの1つ、リトリコの3代目社長、ルカ・リトリコさんが来日したのでインタビューしました。彼は2代目フランコ・リトリコ前社長の逝去に伴い04年に社長に就任しています。年齢は36歳。 今回は取引先のアクア・グラツィエのコレクションに合わせ来日したのですが、8日香港に飛び、10日に日本に戻り12日帰国と、あわただしいスケジュールで、ビジネスも順調のようです。 リトリコのアトリエには15人のクチュール縫製技術者、イタリア語で“サルト”が働いています。 一般のサルトは普通に働いていれば別荘が持てるくらいの収入があるそうです。ところが90年代以降、有力テーラーがプレタに転進し有能なサルトがいなくなってしまったと嘆きます。今、再び顧客がテーラーに戻ってきているそうですが、サルトの数が減少したので、彼らは、より高賃金になった、と話してました。 テーラーで世界に通用するのは伊と英。「英のテーラーは、サビィルローに象徴されるように、伝統の上にステイタスをうまく演出している。伊はトレンドを取り込むのでプレタ化しやすい」と違いを説明します。 リトリコは、30年以上前に大手素材メーカーが導入したこともありましたが、今はメンズのセレモニースーツをアクア・グラツィエが輸入しているのみ。テーラーを核とし、その下クチュールプレタ、及びプレタを展開する構想はあるのですが、「リトリコ本来の服とイメージをしっかり消費者に提供していくことが前提」と、単なる拡大のための戦略には消極的。「われわれのポリシーを理解してくれるパートナーを歓迎します」とルカ社長は言ってます。 |





