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値段を認証して……
ドイツ人の社長を囲んでドイツ料理店で食事をし、「食」の話しになったとき、世界の料理で最も評判が悪いのが英国だった。そういえば寡聞にして英国料理店の看板を見たことがないし、その種の話しはよく耳にする。ただし、食したことがないので判断はつきかねる。ちなみに米国料理は話題にも上らなかった。

これに対し日本料理の評判は世界中どこでも良い。ブームに便乗して、海外で中国料理店や韓国料理店から日本料理店に鞍替えし、日本料理とは名ばかりの看板に偽りありの店が増えている、という理由で、日本貿易振興機構が正統日本料理店に認証を与えることになった。そう言えば、筆者も海外で寿司店に入り、ステーキみたいな刺身を出され閉口したことがある。認証があれば安心して入れる。

日本にはイタリア料理、フランス料理をはじめ、さまざまな国の料理店が軒を連ねているが、立場を変えて、同じ基準で眺めるとどうなるのだろう。日本人の味覚、食習慣に合わせ、海外料理の看板を掲げていても本国とはかなりかけ離れた料理になっている可能性もある(食通ではないので断定はしない)。それでなくても、日本人は海外の文物を日本にうまく適合さ
せる特質を持つ。料理も同じだ。認証制度があれば、以って非なるということで、困る店も出てくるのではないか。

レストラン関係の記事を読むと、日本人シェフのフレンチやイタリアンの料理店で食材や味の割に高い、といった論評をよく目にする。このへんを認証してくれると利用する際の参考になる。
 2007/01/24 20:29  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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