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蔓延する悪質商法
高齢者を狙った悪質なクレジット商法が頻発している。住宅リフォーム、ふとんや呉服などを不当に高い価格で販売し、クレジット等で支払わせる悪質商法の蔓延は、真面目な業者の信用を失わせ、消費者の生活を破壊する。断固として排除しなければならない。日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会が11月に実施した「クレジット・ローンなんでも相談110番」には2日間で168件の相談が寄せられた。事例をみると悪徳商法のネタはつきないものだとつくづく思う。

「買わなくていいから」と誘われた宝石の展示会で4、5人の販売員に囲まれ、240万円の宝石を妹名義のクレジットで購入を強いられた身体障害者、82歳のタバコ店経営の男性に6年間、150万円の契約を結ばせた自販機リース業者、70代男性に不利な条件で再契約させた冠婚葬祭互助会、最近は高齢者や社会的な弱者が悪徳業者の格好の餌食となっている。

販売方法別では訪問販売が最も多く、次いで店舗、ネット。被害額では50万円以下が4割、50万円以上が6割。1000万円以上も11件ある。もちろん、このうち全てが違法業者というわけではないが、消費者側のスキをつき、あらかじめ都合の悪い契約条項を知らせないで、とにかく契約に持ち込む、という手法は許せるものではない。納得のいかない契約はしない、という消費者側の姿勢はもちろん必要だが、弱みにつけ込み高齢者を狙う悪質な勧誘に対しては社会の監視の目をゆるめてはならない。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/12/06 14:46  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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