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少子化時代に生き残る
少子化により、マーケットはこれから大きく変動していく。新しい社会への対応が急がれる。年代が下がるほど少子化の影響の度合いは大きくなる。すでにベビー子供服、ジュニアなどはマーケット縮小と淘汰が顕著に表れている。

ブライダル産業もその一つ。少子化に加えて非婚化。さらに入籍しても披露宴はしないというカップルが都市部では半数近くに上るというから、トリプルパンチに見舞われ、将来に暗雲が漂う。ワタベウェディングの渡部社長は、婚姻数は5年間で10万組ずつ減少し、2015年には年間40万組からせいぜい50万組になると予想する。01年の80万組に対し半分にまで減少することになる。現在のブライダル企業の7割は倒産や転廃業に追い込まれると、渡部社長はみる。

70年代後半まで、子供服業界は“不況知らず”と言われた時期がある。大小専業アパレルが得意アイテムで共存し高収益を確保していた。第2次ベビーブーム以降、出生人口は減り続けていたわけだから、将来は十分予見できた。当時の子供服アパレルで生き残った企業は数えるほどだ。時代に対応するのは容易なことではない。

少子化に直撃されている業界で頑張っている企業には共通点がある。第1に商品・サービスに特徴があり、価格競争をしていないこと。第2にトップ自ら新商品開発に断を下し大胆な戦略転換をリードしていること。さらに見逃せない第3のポイントはニッチマーケットの需要創造に力を入れていること。その意味でトップの感度が問われれる時代だ。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/10/11 10:02  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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