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バイヤー視点で運営、世界をにらむルームス
今さら、と言われるかもしれないけれど、いろいろ考えさせられた。14日まで3日間、東京・代々木第1体育館と近辺の会場で開催されたファッション合同展「ルームス」、および「ガジェットサロン」「アンダー/ボックス」を訪れた。いずれもアッシュ・ペー・フランス(村松孝尚社長)が主催するファッション合同展だ。

「ルームス」は仏プレタポルテ連盟に加え、ブラジルファッションデザイナー協会が参加し国際色を一段と強め、過去最高の270ブランドが出展。来場者は目標の1万人を突破するほどのにきわいをみせた。3合同展とも責任者は異なり、それぞれ自らのアイデアで運営しているが、共通するのはバイヤー経験を持ち、バイヤーの視点で合同展を設計し育ててきた、という点。

もう1つ。国内だけではなく「海外からバイヤーを呼ぶ」を課題にしていることだ。展示会に合わせ「エキストラ」という媒体を発行したが、JFWなど9月の東京のファッションシーンを英語訳で載せ、海外に配布するという。気負いもなく、さらりと「それが当然の方向でしょう」と、身の丈に合った手を淡々と打っている。担当者に聞くと運営手法はいたってアナログ的だ。集客に関しても、全国の小売店などを回り「ルームス」を直談判で売り込んでいる。商品のオリジナル性の高い企業を集積する、という合同展のコンセプトを崩さず、一方で最も大切な集客に汗をかく地道な努力がバイヤーのリピートにつながっている。日本のファッション業界にも、頼もしい人材が育っている。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/09/20 09:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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