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難民支援に協力を要請
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はピーク時2800万人の難民援助対象者を抱えていた。ユーゴスラビア紛争、イラク政府によるクルド人の迫害が深刻化した94−95年の頃だ。ピーク時に比べ減少したものの、それでも世界には05年で約2000万人の難民がいる。UNHCRの援助窓口である日本UNHCR協会は、アジアの難民を援助するため繊維業界に協力を呼びかける。

終戦直後、中国など外地で日本人が難民状態に陥るケースはあったが、どんなときでも日本人には帰るべき国も、庇護する政府も存在した。過去、難民化することはなく、難民が流入するケースもなかった日本人には、その悲惨さは実感としてわいてこない。難民条約に加入した81年以降、難民を受け入れるようにはなったが、その数は少ない。

迫害・内戦、天災により安住の地を追われた人々の生活は悲惨だ。アジアで700万人、アフリカで500万人。ヨーロッパにも440万人の難民がいる。膨大な難民に対し、資金・物資・人、いずれも足りない。難民問題の解決は、今日では世界の安全に大きく関わってくる。

日本UNHCR協会は、資金や衣類などの援助と並んで、難民キャンプにおける職業訓練(縫製など)も受け入れる体制にある。「難民キャンプで暮らす人々にとって、職業訓練は明日への希望となる」とスタッフは語る。
日本UNHCR協会は03(3499)2450。
http://www.japanforunhcr.org                       
          
東京本社統括 古橋温夫

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 2006/04/05 09:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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