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「モーダ・イタリア」に思う
イタリアのアパレル・靴・皮革企業など111社が出展し、先週1週間、東京、大阪で「モーダ・イタリア07春夏」が開催された。92年から年2回、今回が29回目と実績を重ねてきていることから、出展者、バイヤーとも商談は手慣れた感じ。ブースを取材して印象に残ったことが3つ。

まず商品のレベルが高いこと。とくにオリジナリティーと品質、“メードインイタリー”に関する出展者のプライドは高い。各ゾーンで数十社ずつが出展していても、それぞれの商品テイストが違い、初めて来場するバイヤーでも宝の山を掘り当てる可能性がある。バイヤーの数では専門店、卸商、セレクトショップなどが多いが、来場するバイヤーの年齢が全体に若く、かつレベルが高いことも特徴だ。取引実績のある企業はデザインの修正、価格に関する要望などを納得するまで話し合っている。これに、きちんと対応しようとする出展者の姿勢には感心した。

納得したら、その場で自信をもってオーダーする若いバイヤー。注文は5−10ピースと数量は細かい。でも、話し合った後、迷いもなくオーダーする姿は小気味よいくらいだ。

合同展示会は規模の大小ではなく、出展者の粒が揃っているかどうかにかかっている。同展が、いつもにぎわうのは何も“イタリア”だからではなく、商品にプライドを持つ出展者が揃っているからなのだろう。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/08/02 10:53  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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