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地域ブランド確立、品質管理さらに強化
4月1日から出願を受け付けた地域団体商標(地域ブランド)で、繊維・雑貨関連は7月までに産地組合から約40件の申請があった。4月1日から出願受付を開始した地域ブランドは、食加工品、野菜・果物などが中心となっているが、繊維・雑貨も和装・伝統産品を主力に40件が出願された。

一定の基準で審査が行われ、ふるいにかけられるが、繊維関連では伝統を継承し販路を全国に持つ産品がほとんど。五泉織物工業協同組合「五泉織物」は五泉産の絹織物(白生地)。三河織物工業協同組合「三河木綿」は江戸時代に源を発し、明治以降「三河木綿」「三河縞」のブランド名で全国に知られる。

日本古来の産品の掘り起こしもある。兵庫県杞柳製品協同組合「豊岡杞柳細工」は、1200年の歴史を持つ、柳行李(やなぎこうり)や飯行李(めしこうり)で知られる杞柳細工。

西陣織工業組合は「西陣爪掻本綴織」「西陣御召」「西陣金欄」の3ブランドを申請。逆に茨城県本場結城紬織物協同組合と栃木県本場結城紬卸商協同組合は共同で「結城紬」を申請した。

地域ブランドの確立は地域産業振興に寄与すると思われる。商標として登録されることで当該産品の権利関係が明確になり便乗商法などから団体の権利が保護されることになる。ブランドと内容が一致するよう、関係団体は今後、商品の品質維持にこれまで以上に努力する必要がある。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/07/26 10:59  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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