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日本は何で存在感を
北京で開催されたアジアファッション連合会(AFF)第3回大会で、オブザーバー参加のタイ、インド、シンガポールの3国が正式加盟の意向を明らかにした。日本・中国・韓国3カ国に新加盟国が加わることでアジアファッション業界の交流は加速されそうだ。

アジアのファッション大国は日本、都市と言えば東京が長年、独占的地位を占めてきたが、繊維大国・中国がアジアファッションの“盟主”の座を奪う勢いだ。AFF加盟国の増大はアジアの繊維ファッション経済の成長を象徴する出来事として歓迎すべき事柄だが、日本はアジアの輪の中でどんな役割を担おうとしているのか。消費地としては中国が、生産地としては新たにインドが浮上している。展示商談会の拠点は中国−香港が実績を積み重ねている。日本はクリエーションで、と言いたいところだが、ジャパンブランドの世界進出は未だに課題にとどまっている。

過去、日本のデザイナーは欧米にない発想で海外のクリエーターにインパクトを与えてきた。今年の3月ジャパンファッションウイーク(JFW)で講演した仏・国立政治学院附属CERI研究ディレクターのジャン・マリ・ブイスゥ氏は「米国と並んで文化的製品を世界に最も発信している国」と言い切る。氏の言う大衆文化とは、浮世絵からアニメ、キティちゃんまで様々だが、評価はともあれ、日本が海外に影響を与えるポジションにいるということはきちんと認識する必要がある。


東京本社統括 古橋温夫

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 2006/06/21 09:17  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
古橋 温夫(ふるはし はるお)
日本繊維新聞社社長
「日本繊維新聞」は1943(昭和18)年に創刊された、繊維・ファッション業界で唯一、日本新聞協会に加盟する日刊総合専門紙です。繊維・ファッション産業の明日を見定めた情報を的確かつ大胆に発信していきます。
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